感情が先、行動は後。副業を続けるための“脳のスイッチ”を入れろ
スタートダッシュでつまずくのは、才能のせいじゃない
「よし、副業始めるぞ!」
そう決めてノートを広げたり、パソコンを開いたり、本を買ってみたり。最初の3日くらいは気持ちも高ぶってるし、やる気もある。だけど、1週間経つ頃には「あれ?今日ちょっと疲れてるし、また今度でいいか」ってなって、そのままフェードアウト…。
そんな経験、ないだろうか?
これ、実はあなただけじゃない。僕の周りでも、副業を始めた人の8割以上が最初の1ヶ月で挫折してる。けど、その原因は「意志が弱いから」でも「才能がないから」でもない。
結論から言えば、副業が続かないのは“感情と脳の仕組み”を理解せずに、いきなり行動しようとしてるからなんだ。
なぜ行動は感情に勝てないのか?
「やらなきゃいけない」と思ってるのに、なぜか動けない。
そんなジレンマに苦しんでいる人、多いと思う。けど、これはあなたのせいじゃなくて、脳の構造的な問題だ。僕たちの脳は、ざっくり言えば「思考」よりも「感情」を優先するようにできてる。
たとえば、「今日こそ運動しよう」と思っても、感情が乗らなければソファにゴロンってなっちゃうし、「副業やらなきゃ」と思っても、なんとなく不安だったり面倒だったりすると、スマホでYouTubeを見ちゃう。
つまり、脳は“正しさ”よりも“快・不快”で動いてるってこと。
この性質を無視して、「気合いと根性」でなんとかしようとしても、続かないのは当たり前だ。
副業で行動を続けるためには、まず“感情を起動”させる必要がある。これはモチベーションとは違う。もっと根っこの話で、あなたの中にある「快」と「価値」をつなげていく作業なんだ。
副業を習慣にした“3つの感情スイッチ”
僕自身、何度も副業に挫折してきた。でも、あるとき脳科学と出会ってから考え方がガラッと変わった。そこで見つけたのが、行動を習慣化させる“感情スイッチ”の存在だ。
今日はその中でも特に効果が高かった3つを紹介しよう。
1. 小さな「快」を毎日に仕込む
人間の脳は“報酬”に反応する。
これ、つまり「やったら気持ちいい」と思えることが入ってると、行動が加速するってこと。たとえば、副業の作業をするときはお気に入りのカフェでやるとか、作業が終わったら10分だけ好きなアニメを見ていいことにするとか。
馬にニンジンをぶら下げるのと同じで、脳にもご褒美をセットすると、勝手に動き出してくれるようになる。
2. 感情のフックを見つける
「なんのためにこれをやるのか」が腹に落ちてないと、脳は動かない。
これって、ロジカルな目標よりも、感情を揺さぶる“理由”のほうが大事なんだよね。僕の場合、「この副業を成功させて、家族ともっと自由な時間を過ごしたい」という思いがあった。それを毎朝ノートに書いてた。
これだけで、不思議とブレなくなる。感情って、行動の燃料なんだよ。
3. “やる気ゼロ”でもできる仕組みを作る
感情が乗らない日も当然ある。そんなときは、自分を責めるんじゃなくて、“仕組みで動く”に切り替える。
たとえば、パソコンを開いたら自動で作業ページが立ち上がるようにしたり、夜の9時には強制的にスマホを別の部屋に置いたり。僕は「朝7時から15分だけ副業に使う」と決めて、タイマーまでかけてた。
行動できる自分を“環境”で先に作っておくことで、感情の波に振り回されなくなるんだ。
感情設計をすると、副業が“続けられるもの”に変わる
よく「副業を始めるにはスキルが必要ですか?」って聞かれるんだけど、実は一番大事なのは「感情設計」だと思ってる。
どんなにスキルがあっても、続かなかったら意味がない。
逆に言えば、続けられさえすれば、知識も経験も後からいくらでも積み上がっていく。
だからこそ、まずは“脳が動きたくなる環境”を用意してあげよう。
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今、副業をやってみたいけど、なかなか行動できない…
そんな自分にモヤモヤしてる人がいたら、ぜひ試してみてほしい。
気合いじゃない。才能でもない。
副業を動かすエンジンは、あなたの“感情”なんだ。
今日からできる小さな一歩
最後に、あなたが今日から始められることを一つ提案したい。
それは、「副業をやる理由」を“感情で”書き出してみること。
・なぜそれをやりたいのか
・どうなったら嬉しいのか
・誰と、どんな未来を過ごしたいのか
そうやって感情の火を灯しておくと、いつかその火はちゃんと行動という形になって、あなたの未来をあたためてくれるから。
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