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福岡発!公共交通機関で巡る門司港レトロ&下関1泊2日満喫旅~歴史とグルメと絶景と~

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コメ仙人
目次
はじめに:福岡から始まる、レトロと海峡の物語 1日目午前:タイムスリップ!門司港レトロの魅力にどっぷり浸る 壮麗な駅舎がお出迎え!JR門司港駅 鉄道ファン必見!九州鉄道記念館 1日目午後:レトロ建築巡りと絶景、そして名物グルメ「焼きカレー」 歴史を感じる洋館たち~旧門司三井倶楽部・旧大阪商船・旧門司税関~ 海峡を見下ろすパノラマビュー!門司港レトロ展望室 ランチはこれ!門司港名物「焼きカレー」を堪能 いざ下関へ!関門連絡船で海峡クルーズ気分 1日目夜:下関の夜景と新鮮な海の幸に舌鼓 2日目午前:活気あふれる唐戸市場と歴史ロマンを感じる赤間神宮 朝から大賑わい!唐戸市場で新鮮魚介を味わう 竜宮城のような美しさ!赤間神宮 2日目午後:下関の魅力をさらに深掘り!選べる観光プラン プランA:海峡の絶景と海の生き物たち(日和山公園・海響館) プランB:歴史の面影を訪ねて城下町長府へ(功山寺・長府毛利邸) 旅の締めくくり:下関から福岡へ、思い出を胸に帰路へ 旅のポイント&アドバイス:快適な旅のために おわりに:あなたも門司港・下関の魅力に触れてみませんか?

福岡からふらっと行ける、魅力あふれる港町への旅はいかがですか? 今回は、公共交通機関だけを使って、ノスタルジックな雰囲気が漂う「門司港レトロ」と、関門海峡を挟んで向かい合う「下関」を1泊2日で満喫するモデルコースをご紹介します。歴史を感じる建造物、美味しいご当地グルメ、そして美しい海峡の景色があなたを待っています。さあ、カメラと好奇心をリュックに詰めて、週末トリップに出かけましょう!

はじめに:福岡から始まる、レトロと海峡の物語

今回の旅の出発点は福岡市内。JRを乗り継いで、まずは九州の玄関口として栄えた門司港レトロを目指します。明治から大正にかけて建てられた美しい洋館が立ち並び、まるで映画のセットに迷い込んだかのよう。そして、関門海峡を渡れば、そこは本州・山口県下関市。新鮮な海の幸はもちろん、歴史的な見どころも満載です。この二つの街は、海を隔てながらも、どこか似た雰囲気を持つ魅力的な場所。公共交通機関を上手に使えば、車がなくても十分に楽しめますよ。

1日目午前:タイムスリップ!門司港レトロの魅力にどっぷり浸る

壮麗な駅舎がお出迎え!JR門司港駅

旅の始まりは、JR博多駅から。鹿児島本線に乗って門司港駅へ向かいます。快速列車なら約1時間半から2時間弱、運賃は片道1,730円ほどです 。お得なきっぷとしては、博多~門司港間の往復に使える「2枚きっぷ」(2枚で3,140円)が便利でおすすめです 。

門司港駅に到着したら、まずは駅舎そのものを見学しましょう。1914年(大正3年)に建てられたネオ・ルネッサンス様式の駅舎は、国の重要文化財にも指定されており、2019年に創建当時の姿に復原されました 。レトロな改札口や待合室、そして九州の鉄道の起点を示す「0哩(ゼロマイル)標」など、見どころがたくさん。駅員さんの制服もレトロで可愛らしいですよ 。

鉄道ファン必見!九州鉄道記念館

門司港駅から歩いてすぐの場所にあるのが「九州鉄道記念館」です 。九州の鉄道の歴史に関する貴重な資料や、実際に活躍した歴史的な車両が展示されています。運転シミュレーターなどもあり、大人も子供も楽しめるスポットです。開館時間は9時から17時(最終入館16時30分)、入館料は大人300円です 。見学には1時間から2時間ほど見ておくと良いでしょう。

1日目午後:レトロ建築巡りと絶景、そして名物グルメ「焼きカレー」

歴史を感じる洋館たち~旧門司三井倶楽部・旧大阪商船・旧門司税関~

午後は、門司港レトロの美しい建築物を巡りましょう。まずは「旧門司三井倶楽部」。アインシュタイン博士夫妻が宿泊したことでも知られるこの建物は、国の重要文化財です 。1階は無料で見学でき、2階のアインシュタインメモリアルルームなどは大人150円です。開館時間は9時から17時 。

続いて、八角形の塔屋が特徴的な「旧大阪商船」。こちらもレトロな雰囲気満点の建物で、館内にはイラストレーターわたせせいぞう氏のギャラリー(大人150円)もあります 。開館時間は9時から17時です。

そして、赤レンガ造りが美しい「旧門司税関」。1階には無料の税関広報展示室やカフェがあり、休憩にもぴったりです 。こちらも開館時間は9時から17時。これらの建物は徒歩圏内に集まっているので、のんびり散策しながら巡るのがおすすめです。

海峡を見下ろすパノラマビュー!門司港レトロ展望室

レトロ建築散策の後は、少し高いところから景色を眺めてみませんか?「門司港レトロ展望室」は、建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション「レトロハイマート」の31階にあります 。ここからは、関門海峡や門司港、下関の街並みを360度見渡すことができます。営業時間は10時から22時(最終入館21時30分)、料金は大人300円です 。夕暮れ時に訪れると、ロマンチックな景色が楽しめるかもしれません。

ランチはこれ!門司港名物「焼きカレー」を堪能

門司港に来たら絶対に外せないのが、ご当地グルメの「焼きカレー」です。ご飯の上にカレーとチーズ、卵などを乗せてオーブンで焼き上げたアツアツの一品。門司港駅周辺やレトロ地区にはたくさんの焼きカレーのお店があります。「伽哩本舗 門司港レトロ店」や「BEAR FRUITS 門司港本店」などが人気で、シーフード入りや昔ながらの味など、お店によって個性も豊かです 。ランチタイムは1,000円~2,000円程度で楽しめます。

いざ下関へ!関門連絡船で海峡クルーズ気分

門司港レトロをたっぷり楽しんだら、いよいよ関門海峡を渡って下関へ。おすすめの移動手段は「関門連絡船(関門汽船)」です 。門司港レトロ地区にあるマリンゲートもじ(門司港桟橋)から、下関の唐戸桟橋まで、わずか5分ほどの船旅。日中は20分間隔で運航しており、料金は大人片道400円です 。潮風を感じながら、海から眺める門司港や下関の景色もまた格別です。

1日目夜:下関の夜景と新鮮な海の幸に舌鼓

下関に到着したら、まずは宿泊施設にチェックイン。唐戸桟橋周辺には「ドーミーインPREMIUM下関」 のような温泉付きのホテルや、JR下関駅近くには「ヴィアイン下関」 のような便利なホテルがあります。予算や好みに合わせて選びましょう。

夕食は、下関ならではの新鮮な海の幸を味わいたいところ。唐戸市場に隣接する「カモンワーフ」には、海鮮料理やフグ料理のレストランがたくさんあります 。下関名物のフグは、コースでなくても「ふくの関 カモンワーフ店」などで定食として気軽に楽しめますよ 。もちろん、フグ以外にも新鮮なお刺身や海鮮丼などもおすすめです 。

2日目午前:活気あふれる唐戸市場と歴史ロマンを感じる赤間神宮

朝から大賑わい!唐戸市場で新鮮魚介を味わう

2日目の朝は、早起きして「唐戸市場」へ向かいましょう 。ここは地元の漁師さんたちが水揚げしたばかりの新鮮な魚介類が並ぶ、活気あふれる市場です。特に金・土・日・祝日には「活きいき馬関街」というイベントが開催され、握り寿司や海鮮丼、ふく汁などを屋台で買ってその場で味わうことができます 。朝食はここで決まりですね!市場の営業時間は曜日によって異なりますが、週末は朝8時頃から賑わいます。

竜宮城のような美しさ!赤間神宮

唐戸市場から歩いてすぐの場所にあるのが「赤間神宮」です 。ここは、壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇を祀る神社。竜宮城を模したと言われる朱塗りの水天門が非常に印象的で、写真映えも抜群です。境内は無料で参拝でき、平家ゆかりの品々を展示する宝物殿は大人100円で見学できます(9時から17時) 。

2日目午後:下関の魅力をさらに深掘り!選べる観光プラン

午後は、あなたの興味に合わせて選べる2つのプランをご提案します。

プランA:海峡の絶景と海の生き物たち(日和山公園・海響館)

比較的ゆったりと過ごしたい方におすすめなのがこのプラン。まずは「日和山(ひよりやま)公園」へ 。関門海峡を一望できるこの公園には、幕末の志士・高杉晋作の陶像が立っています。下関駅からバスで「細江町」バス停下車、徒歩約8分ほどです 。

時間に余裕があれば、唐戸市場近くにある水族館「海響館(市立しものせき水族館)」もおすすめです 。日本最大級のペンギン展示施設やイルカショー、多種多様なフグの展示などが見どころ。入館料は大人2,090円、開館時間は9時30分から17時30分です 。

プランB:歴史の面影を訪ねて城下町長府へ(功山寺・長府毛利邸)

歴史好きの方には、少し足を延ばして城下町の風情が残る「長府地区」を訪れるプランがおすすめです。JR下関駅や唐戸からサンデン交通バスに乗り、「城下町長府」バス停で下車します。所要時間は20~30分程度、運賃は390円ほどです 。

まずは、高杉晋作が挙兵したことで知られる「功山寺(こうざんじ)」へ 。国宝にも指定されている日本最古の禅寺様式の仏殿は必見です。書院・庭園の拝観料は300円、拝観時間は9時から17時です 。

続いて、長府毛利家の最後の藩主によって建てられた「長府毛利邸」へ 。美しい庭園と武家屋敷の雰囲気を楽しめます。入館料は大人210円、開館時間は9時から17時(最終入館16時40分)です 。

旅の締めくくり:下関から福岡へ、思い出を胸に帰路へ

楽しい時間はあっという間。下関観光を終えたら、JR下関駅から福岡へ戻ります。一般的なのは、JR山陽本線で小倉駅へ行き、そこでJR鹿児島本線に乗り換えて博多駅へ向かうルートです。所要時間は乗り換え時間を含めて約1時間40分~2時間10分程度、料金は1,500円~1,730円ほどです 。

時間に余裕があれば、新下関駅まで在来線で行き、そこから山陽新幹線で博多駅へ向かう方法もあります。新幹線の乗車時間は約25~30分と短いですが、料金は高くなります(新下関~博多間の自由席で約3,280円) 。

旅のポイント&アドバイス:快適な旅のために

  • 歩きやすい靴で! 両日ともよく歩くので、履き慣れた靴は必須です。
  • 時刻表は事前にチェック! 特に連絡船やバスの時間は、事前に最新情報を確認しておくとスムーズです。
  • 荷物はコンパクトに。 駅のコインロッカーなどを上手に利用しましょう。門司港駅には手荷物預かりサービス(有料)もあります 。
  • 週末は混雑も。 特に唐戸市場の「活きいき馬関街」は人気なので、時間に余裕を持って訪れましょう。

おわりに:あなたも門司港・下関の魅力に触れてみませんか?

福岡から気軽に行ける門司港レトロと下関。歴史とロマン、美味しいグルメ、そして美しい景色がギュッと詰まったこのエリアは、きっとあなたの心に残る旅を約束してくれます。このモデルコースを参考に、ぜひあなただけの素敵な旅を計画してみてくださいね!

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