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募集主さんはここを見ている!審査に『落とされる人』と『選ばれる人』の決定的な違い

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里親お迎えガイドはるか
目次
募集主さんはここを見ている!審査に『落とされる人』と『選ばれる人』の決定的な違い 違い1:「熱意」の方向性が違う 違い2:リスクへの「想像力」が違う 違い3:コミュニケーションの「姿勢」が違う 私が「選ばれる側」に変わった瞬間 あなたも必ず「選ばれる人」になれます

里親お迎えガイドのはるかです。

前回の記事では、私が5回連続で審査に落ちたどん底の経験と、そこから気づいた「審査はリスク管理である」という視点の転換についてお話ししました。

「私には資格がない」と落ち込んでいた状態から、「準備が足りなかっただけだ」と冷静になれたことで、私の里親への道は大きく動き出しました。

では、具体的に何を変えたのか?

今回は、私が複数の保護団体さんや個人ボランティアさんとお話しする中で見えてきた、審査に「落とされる人」と「選ばれる人」の決定的な違いについて、核心に迫りたいと思います。

これを読めば、募集主さんがあなたのどこを見ているのか、その「視線」がはっきりと理解できるようになるはずです。

募集主さんはここを見ている!審査に『落とされる人』と『選ばれる人』の決定的な違い

里親募集のサイトを見ていると、「経済的に余裕のある方」「持ち家の方」といった条件が目につきますよね。これを見ると、「やっぱりお金と広い家がないとダメなのかな…」と不安になるかもしれません。

もちろん、最低限の飼育費用を捻出できる経済力や、飼育可能な住環境は前提条件です。しかし、私が多くの募集主さんと接して分かったのは、彼らが最も重視しているのは、そこではないということです。

彼らが何よりも求めているもの。それは、「圧倒的な安心感」です。

「この人になら、大切な命を安心して任せられる」

そう思わせることができるかどうかが、合否の分かれ目になります。では、その「安心感」はどこから生まれるのでしょうか。「落とされる人」と「選ばれる人」の具体的な行動の違いを見ていきましょう。

違い1:「熱意」の方向性が違う

誰だって、応募する時は「この子を幸せにしたい!」という強い熱意を持っています。でも、その熱意の「伝え方」に大きな違いがあります。

  • 【落とされる人】の熱意:自分本位の「欲しい」 「一目惚れしました!」「絶対に幸せにします!」「運命を感じました!」 これは、一見素晴らしい熱意に見えますが、厳しい言い方をすれば「私がこの子を飼いたい」という自分の感情をぶつけているだけです。具体的な根拠がないため、相手には「熱しやすく冷めやすいのでは?」「現実が見えていないのでは?」という不安を与えてしまいます。
  • 【選ばれる人】の熱意:相手本位の「覚悟」と「準備」 「この子の性格(例えば臆病な点)を理解し、我が家の静かな環境でゆっくり向き合いたいと思いました」 「将来的な介護も見据え、近隣の動物病院を3件リストアップし、夜間診療の体制も確認済みです」 熱意を「感情」ではなく、具体的な「行動」や「準備」に変換して伝えています。「あなたの子を幸せにするために、これだけの準備をしました」という姿勢は、相手に強い信頼感を与えます。

違い2:リスクへの「想像力」が違う

生き物を飼う以上、必ずリスクが伴います。病気、脱走、飼い主の入院、災害…。これらのリスクに対する向き合い方が決定的に異なります。

  • 【落とされる人】:「大丈夫です」という根拠なき自信 「脱走対策は?」「大丈夫です、気をつけます」 「もし入院したら?」「健康なので大丈夫です」 具体的な対策を聞かれているのに、根拠のない「大丈夫」で済ませてしまう。これは募集主さんを最も不安にさせる回答です。「リスクを想像できていない=危機管理能力が低い」と判断されてしまいます。
  • 【選ばれる人】:「こうなったら、こうします」という具体的な対策 「脱走対策として、玄関には高さ180cmのゲートを設置し、全ての窓にロックを追加しました(写真添付)」 「私に万が一のことがあった場合は、実家の母(連絡先・承諾済み)が引き取ることになっています」 最悪の事態を想定し、それに対する具体的な「解」をすでに用意している。この「リスクへの想像力」こそが、プロである募集主さんを安心させる最大の要素です。

違い3:コミュニケーションの「姿勢」が違う

応募からトライアルまでのやり取りは、単なる事務手続きではありません。あなたの「人となり」を見るための重要な審査プロセスです。

  • 【落とされる人】:聞かれたことに答えるだけ(受動的) 質問されたことには答えるけれど、それ以上の情報は出さない。あるいは、返信が遅い、言葉遣いが雑。これでは「本当に真剣なのかな?」「何か隠していることがあるのでは?」と疑われても仕方ありません。
  • 【選ばれる人】:先回りして不安を解消する(能動的) 聞かれる前に、部屋の写真や飼育環境の詳細を提示する。自分から積極的に質問し、不明点を解消しようとする。丁寧で迅速なレスポンスを心がける。 「私はあなたと信頼関係を築きたいです」という姿勢を行動で示すことで、募集主さんはあなたを「パートナー」として認識するようになります。

私が「選ばれる側」に変わった瞬間

5連敗していた頃の私は、完全に【落とされる人】の典型でした。「こんなに好きなのに、なんで分かってくれないの!」と感情ばかりが先走り、具体的な対策は「聞かれたら答えればいいや」と後回しにしていました。

それに気づいてからは、応募メッセージの書き方をガラリと変えました。

「好きです!」という感情は最後に少し添えるだけにして、最初の8割は「私の飼育環境」「脱走対策の具体例」「万が一の時のサポート体制」を、写真付きで論理的に説明するようにしたのです。

すると驚くことに、返信のトーンが劇的に変わりました。
「ここまでしっかり考えてくださる方なら安心です」
そう言っていただけた時の喜びは、今でも忘れられません。

あなたも必ず「選ばれる人」になれます

今、審査に不安を感じているあなたも、大丈夫です。
「経済力」や「家の広さ」を今すぐ変えることは難しいですが、「熱意の伝え方」「リスクへの備え」「コミュニケーションの姿勢」は、今日からすぐにでも変えられます。

大切なのは、募集主さんの「不安な気持ち」に寄り添い、それを一つずつ丁寧に解きほぐしていくことです。それができた時、あなたは必ず「選ばれる人」になっています。

次回からは、いよいよ具体的な「対策編」に入ります。まずは多くの募集主さんが最も懸念する「アパートでの脱走対策」について、写真付きで解説します。

【今日のまとめ】
募集主が求めているのは「熱意」よりも「安心感」。
感情的な「欲しい」ではなく、具体的な「準備と覚悟」を伝えよう。
リスクを先回りして提示できる人が、信頼を勝ち取る。

【追伸】
今回の内容は、応募メッセージを書く時や、面談の時に必ず役立つ「審査のバイブル」のようなものです。
いざという時にすぐ見返せるよう、今のうちにあなたの引き出しにしまっておいてくださいね。

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里親お迎えガイドはるか
里親審査に何度も落ちた経験から、お迎え成功のコツを研究。審査突破の伝え方や100均DIYなど、役立つ知恵を公開中。忘れたくない記事はあなただけの「攻略ガイド」として手元に残してくださいね。愛する家族との歩みが、誰かの助けや将来の資産になる。そんな体験を一緒に広めましょう。
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