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生命保険と医療保険の違いは?失敗しない選び方の基本を解説

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ポチロング
目次
まずはここから!生命保険と医療保険の根本的な違い 【ライフステージ別】あなたに必要な保険はどっち? 独身の20代~30代:まずは自分のための「医療保険」を優先 結婚・子どもが生まれたら:「生命保険」の必要性が高まる 子どもが独立したら:保障を見直し、老後の医療に備える 【生命保険】主な3つの種類と特徴(定期・終身・養老) 定期保険:割安な保険料で一定期間を手厚く保障【掛け捨て型】 終身保険:一生涯の保障と貯蓄性を両立 養老保険:保障と貯蓄を計画的に準備 【医療保険】公的保険の上乗せ。主な種類と保障内容 基本の医療保険(入院・手術に備える) がん保険・三大疾病保険(特定の重い病気に手厚く) 保険料はいくらが目安?賢く安く抑える5つのコツ 保険は「入りっぱなし」はNG!見直すべきタイミングとは まとめ:自分だけの「最適な保険」を見つけるために

生命保険と医療保険、「何となくは分かるけど、違いは?」「どっちに、どう入ればいいの?」と悩んでいませんか?

保険選びで最も大切なのは「誰のために、何に備えるか」を明確にすることです。結論から言うと、この2つの保険の役割は全く違います。

  • 生命保険 → 「遺された家族のため」の生活保障
  • 医療保険 → 「病気やケガをした自分のため」の医療費の備え

この記事では、この基本的な違いから、あなたに本当に必要な保険を見つけるための選び方の全手順を、初心者にも分かりやすく解説します。

まずはここから!生命保険と医療保険の根本的な違い

保険選びの最初のステップは、2つの保険の目的の違いをしっかり理解することです。

【生命保険の役割】
被保険者(保険をかけられている人)が亡くなった、または重い障害を負った場合に、遺された家族にまとまった保険金が支払われます。主な目的は、残された配偶者や子どもの生活費、教育費などを保障することです。

【医療保険の役割】
被保険者が病気やケガで入院・手術をした場合に、被保険者本人に給付金が支払われます。主な目的は、治療にかかる自己負担費用や、入院中の雑費などをカバーし、経済的な負担を軽くすることです。

このように、「誰が」「何のために」受け取るお金かが根本的に異なります。

【ライフステージ別】あなたに必要な保険はどっち?

自分に必要な保険は、年齢や家族構成(ライフステージ)によって大きく変わります。

独身の20代~30代:まずは自分のための「医療保険」を優先

独身で扶養する家族がいない場合、高額な死亡保障(生命保険)の必要性は低いと言えます。それよりも、病気やケガで働けなくなった時の**自分自身の医療費や生活費に備える「医療保険」**を優先的に検討しましょう。

結婚・子どもが生まれたら:「生命保険」の必要性が高まる

家族が増え、あなたに万が一のことがあった場合に経済的に困る人ができたタイミングで、「生命保険」の必要性が一気に高まります。 遺された家族が路頭に迷わないよう、生活費や子どもの教育費などを計算し、必要な保障額を確保することが大切です。もちろん、引き続き医療保険も重要です。

子どもが独立したら:保障を見直し、老後の医療に備える

子どもが独立し、大きな死亡保障が必要なくなったタイミングは、保険見直しのチャンスです。生命保険の保障額を減額し、その分、年齢とともに高まる病気のリスクに備えて**「医療保険」や「がん保険」を手厚くする**など、保障内容をシフトさせましょう。

【生命保険】主な3つの種類と特徴(定期・終身・養老)

生命保険には、大きく分けて3つのタイプがあります。

定期保険:割安な保険料で一定期間を手厚く保障【掛け捨て型】

10年や60歳までなど、決まった期間だけを保障する保険です。保険料を貯蓄する機能がない「掛け捨て」のため、保険料が割安なのが最大のメリット。子育て期間中など、特定の期間だけ手厚い保障が欲しい場合に最適です。

終身保険:一生涯の保障と貯蓄性を両立

保障が一生涯続く保険です。途中で解約すると、それまで支払った保険料に応じた「解約返戻金」が戻ってくるため、貯蓄性があるのが特徴。保障と将来への貯蓄を兼ねたい人に向いていますが、その分、定期保険より保険料は高くなります。

養老保険:保障と貯蓄を計画的に準備

決まった期間内に亡くなれば死亡保険金が、無事に満期を迎えれば死亡保険金とほぼ同額の満期保険金が受け取れる、保障と貯蓄のハイブリッド型です。計画的にお金を貯めたい場合に適していますが、保険料は最も高くなる傾向があります。

【医療保険】公的保険の上乗せ。主な種類と保障内容

日本では「国民皆保険制度」があるため、医療費の自己負担は1~3割です。民間の医療保険は、この自己負担分や、保険適用外の費用をカバーする「上乗せ」の役割を担います。

基本の医療保険(入院・手術に備える)

病気やケガで入院した場合に「入院1日につき〇円」、手術を受けた場合に「1回につき〇円」といった形で給付金が支払われるのが基本です。公的保険でカバーできない差額ベッド代や食事代、交通費などに充てることができます。

がん保険・三大疾病保険(特定の重い病気に手厚く)

がんや、急性心筋梗梗塞・脳卒中といった特定の重い病気に特化し、手厚い保障を受けられる保険です。がんと診断された時点でまとまった一時金が受け取れるなど、治療が長期化しやすい病気の経済的負担を大きく軽減します。

保険料はいくらが目安?賢く安く抑える5つのコツ

保険料は安ければ良いというものではありませんが、家計を圧迫しないよう工夫することも大切です。

  • 必要な保障に絞る:不要な特約(オプション)は外しましょう。
  • 掛け捨ての「定期保険」を活用する:特に大きな保障が必要な子育て期は、割安な定期保険が有効です。
  • ネット保険を検討する:店舗を持たないネット専業の保険会社は、人件費などが抑えられている分、保険料が安い傾向にあります。
  • 年払いや半年払いにする:月払いより、まとめて支払う方が合計保険料は少し安くなります。
  • 若いうちに入る:保険料は加入時の年齢で決まるため、一般的に若いほど安くなります。

保険は「入りっぱなし」はNG!見直すべきタイミングとは

一度入った保険も、ライフステージの変化に合わせて見直すことが非常に重要です。

【見直しの主なタイミング】

  • 就職・転職したとき
  • 結婚したとき
  • 子どもが生まれたとき
  • 家を購入したとき
  • 子どもが独立したとき
  • 定年退職したとき

これらのタイミングで、必要な保障額や内容に過不足がないかを確認し、最適なプランに更新していきましょう。

まとめ:自分だけの「最適な保険」を見つけるために

生命保険と医療保険の選び方に、万人に当てはまる「正解」はありません。大切なのは、ご自身の今の状況と将来の計画(ライフプラン)に合わせて、「誰のために」「何に」「いくら」備える必要があるのかを考えることです。

この記事で解説した基本を参考に、ご自身の保険について一度じっくり考えてみてください。もし一人で判断するのが難しいと感じたら、保険会社の担当者やファイナンシャルプランナー(FP)など、専門家に相談するのも有効な手段です。

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