Apple IDが狙われる!“不在通知SMS”に潜む新手口とは
❓こんなSMS、届いたことありませんか?
> 「お客様不在のため、荷物をセンターに戻しました」
> 「こちらから再配達をお願いします」…というリンク付きメッセージ。

最近、こうした宅配便を装ったSMSが、スマートフォンに届くケースが非常に増えています。
内容はいたってシンプルで、まるで宅配業者からの正当な連絡に見えるものばかりじゃないでしょうか?
しかし、こうしたメッセージの**大半は詐欺を目的としたフィッシングSMS**であり、リンクをタップすることで、個人情報が盗まれたり、不正ログインの被害に遭ったりする可能性があります。
今回は、中高年の方にも多い「不在通知を装ったフィッシング詐欺」について、**やさしく、具体的に、実例を交えて**解説していきます。
📌リンクを押すと…まさかのログイン画面
届いたSMSのリンクを開くと、そこにはApple IDのログイン画面が表示されます。

画面だけを見ると、まるで本物のAppleのログインページのように見えます。
色使い、ロゴの配置、入力フォーム──どれをとっても非常に精巧に作られています。
しかし、ここにうっかりApple IDとパスワードを入力してしまうと、
その情報は**詐欺グループのサーバーに送信されてしまう**のです。
🔓本物のApple IDでログインしてしまうと…
では、実際に本物のApple IDでこの偽サイトにログインしてしまったら、どうなるのでしょうか?

ログインを試みると、スマートフォンにはAppleから6桁の認証コードが届きます。

このコードは**本物のAppleから送られてくる正規のコード**です。
「え?じゃあ詐欺じゃないの?」と混乱してしまいますが、ここが詐欺の巧妙なポイントなんです。
実は、偽サイトに入力されたIDとパスワードは、
詐欺犯によって**リアルタイムで本物のAppleに転送されている**のです。

あなたが6桁のコードを入力してしまうと、
詐欺犯はそのコードを使って本物のAppleサイトにログイン。
**2段階認証すら突破され、完全に乗っ取られる**可能性が出てきます。
🧠どこが見分けるポイントなのか?
詐欺サイトと本物を見分けるには、いくつかのポイントがあります。
たとえば、本物のAppleの認証画面では、
認証コードを送信する先の**電話番号の末尾2桁が表示**されます。
一方、偽物のサイトでは、あなたの番号を知らないため
電話番号は一切表示されません。

また、認証コードのSMSが**中国語で届く**というケースもあります。
これは、詐欺サイトが中国系サーバー経由でAppleにアクセスしているためと考えられます。
こうした細かい“違和感”を、私たちは見逃してはいけません。

🚛 宅配業者はSMSで不在通知を送りません!
最後に、最も大切なチェックポイントをお伝えします。

ヤマト運輸や佐川急便といった主要な宅配業者は、
**SMSで不在通知を送っていない**と、公式サイトで明記しています。
つまり、SMSで「不在通知です」と書かれていたら
**それだけで詐欺を疑ってください。**
宅配業者からの正規の連絡は、基本的には「不在票」や「公式アプリ」「メール」で行われます。
✅ まとめとお願い
今回のポイントをもう一度整理しておきましょう!
・不在通知SMSの大半はフィッシング詐欺
・ログイン画面が出ても、IDやパスワードは絶対に入力しない
・認証コードを要求されても、本物に見えても、油断しない
・見分け方のポイントは「電話番号末尾」や「言語の違和感」
万が一、入力してしまったかも?と心配な場合は…
すぐにパスワードを変更し、Appleサポートへ相談してください。
このようなフィッシング詐欺は、年々巧妙になっています。
中高年の方も巻き込まれるケースが多いため、
**「自分は大丈夫」と思わず、家族とも情報を共有しておきましょう。**
🎬 最後に…
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