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副業と本業で休みゼロ。それでも限界の先に見えた自分の仕事

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明武使佐/副業遊び人
目次
走り続けてわかったこと 削ぎ落とされるプロセス 限界の先で見えた景色 人は意外とタフだ 苦しさの中にある収穫 あなたに問いかけたいこと 最後に

「今日は休みか…」そんな言葉を最後に口にしたのはいつだったか思い出せない。

平日は本業、夜は副業、土日も予定がぎっしりで、気づけば「休みゼロ」の生活になっていた。

普通なら「そんなの無理だ」「体を壊す」と思うだろう。実際、始める前の僕もそう思っていた。

ところが、意外なことに人間ってそう簡単には死なないんです。

もちろん楽ではない。でも、その限界を越えた先に「自分にしかできない仕事の形」が浮かび上がってきた。

走り続けてわかったこと

副業と本業を同時に抱えて休みなしで働くと、最初はただただキツい。

朝起きても疲れが取れていない。

昼間は本業で頭をフル回転させ、帰宅後は眠気と戦いながら副業に取り組む。

週末は「休もう」と思っても、気づけばパソコンを開いている。

でも、そんな毎日を繰り返していると、不思議と「体が慣れてくる」瞬間がある。

ランニングを始めて最初の数キロは苦しいのに、あるタイミングで急に楽になる“ランナーズハイ”みたいな感覚だ。

休みがない生活の中で、「これは本当にやりたいことなのか?」と何度も自問する。

その問いに耐え抜いたものだけが、自分にとっての「本物」だと気づいた。

削ぎ落とされるプロセス

限界に追い込まれると、人は優先順位を無意識に決め始める。

どうでもいいことは自然に切り捨てられ、残るのは「今やるべきこと」だけになる。

僕の場合、本業のタスク管理が劇的に上手くなった。

だらだら会議に付き合う余裕はない。無駄な残業もしない。

限られた時間の中で成果を出すために、自然と「効率化の鬼」になっていた。

一方で副業も同じだ。

成果に結びつかない作業や、楽しくない取り組みはどんどんやめていく。

残ったのは「続けたい」と心から思えるものだった。

つまり、休みゼロの過酷さは、自分に不要なものをそぎ落とし、「これなら続けたい」という仕事だけを浮かび上がらせてくれるフィルターの役割を果たしていたんだ。

限界の先で見えた景色

「もうこれ以上は無理だ」と思いながらも続けていると、不思議な瞬間に出会うことがある。

たとえば、疲労困憊のはずなのに副業のアイデアがスッと浮かんでくる。

眠気で頭が回らないのに、不思議と文章がスラスラ書ける。

そのとき、ハッと気づくんです。

「これは義務じゃない。やらされてるんじゃない。自分がやりたいからやってるんだ」

限界を超えたときに残るのは、「やらなきゃ」ではなく「やりたい」という気持ち。

その瞬間に出会えた仕事こそが、まさに「自分にしかできない仕事の形」なんだと思う。

人は意外とタフだ

休みゼロの生活をすると、周りから心配される。

「倒れるよ」「無理しすぎだよ」と。

確かに体力的にはギリギリだし、睡眠時間も削られる。

でも、人間って思った以上にタフだ。

工夫しながら睡眠を最小限で確保したり、食事でエネルギーを補ったり。

体はちゃんと環境に適応していく。

もちろん無理を推奨しているわけじゃない。

ただ、挑戦してみなければ気づけない「自分の限界のライン」があるのも事実だ。

そしてそのラインを一度超えると、「あ、意外と大丈夫なんだ」と思える。

この体験が、その後の挑戦に対して大きな自信につながる。

苦しさの中にある収穫

振り返ると、休みゼロの生活から得られた収穫は大きかった。

・時間の使い方が劇的にうまくなった

・体力的なタフさに自信がついた

・本当にやりたい仕事だけが残った

・「自分の限界」を一度突破した経験が財産になった

こうした経験は、本やセミナーで学んでも得られない。

実際に「死ぬほど忙しい」状況に身を置いたからこそ掴めた感覚だ。

あなたに問いかけたいこと

もし今「副業と本業の両立は大変そう」と迷っているなら、こう問いかけたい。

「自分の限界の先にある景色を見てみたいと思うか?」

もちろん無理におすすめするつもりはない。

ただ、僕自身が体験したのは「限界の先にしか本物は見えない」という感覚だった。

だからこそ、挑戦する価値はあると断言できる。

最後に

副業と本業で休みゼロ。

聞いただけでブラックな働き方に思えるかもしれない。

でも、その過酷さを通じて見えたのは「自分にしかできない仕事の形」だった。

やりたいこととやらされることがごちゃ混ぜになっているとき、限界に追い込まれると自然に削ぎ落とされる。

そして最後に残ったのは「自分がやりたいからやっている」と心から言えるものだった。

だから、もしあなたも「休みがないくらいに挑戦している」なら、安心してほしい。

人はそう簡単に死なない。

むしろ、その先に新しい自分が待っているかもしれない。

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明武使佐/副業遊び人
「好きなことだけで生きるなんて無理だ」そう思ってた自分が、いまは“副業遊び人”。好きと遊びを仕事にして、家族も自分も笑顔にする人生を更新中。
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