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新NISA 2年目の正解は?2026年おすすめ銘柄と資産防衛の戦略

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みんみん
目次
昨年の振り返り:オルカン一強と投資家心理の罠 「オルカン」「S&P500」の圧倒的強さとその死角 4割が陥った「不要な売却」の現実 2026年の戦略:攻めと守りのポートフォリオ構築 【攻め】成長投資枠で狙う「インド株」のポテンシャル 【守り】高配当株とゴールドで盤石な守りを 重要性を増す「リバランス」の実行 年初一括か、毎月積立か 長く続けるために一番大切なマインドセット ノイズを遮断する「鈍感力」を磨く 新NISAは「人生を楽しむため」の手段 まとめ

新NISA制度がスタートして早1年以上が経過しました。皆さんの運用成績はいかがでしたか?
「とりあえずオルカンを買って放置した」「株価が上がって怖くなり売ってしまった」「成長投資枠をどう使えばいいか迷ったまま年末を迎えた」など、様々な反省点があるのではないでしょうか。

2024年から2025年にかけては、歴史的な円安と株高の恩恵を受け、多くの投資家にとって資産が増える「ボーナスタイム」となりました。しかし、相場の世界に一本調子の上昇はありません。
新NISA 2年目となる2026年、私たちはどのようにポートフォリオを育てていくべきなのでしょうか。本記事では、昨年の市場動向を振り返りつつ、最新の経済見通しに基づいた2026年の具体的な投資戦略を提案します。

昨年の振り返り:オルカン一強と投資家心理の罠

まずは、激動の1年を振り返ってみましょう。市場の勝者となった銘柄と、多くの初心者が陥った心理的な罠について分析します。

「オルカン」「S&P500」の圧倒的強さとその死角

昨年の投資トレンドを語る上で外せないのが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「S&P500」連動型ファンドへの資金集中です。
実際、これらのファンドは米国経済の底堅さを背景に20%を超える高いリターンを記録しました。特に、巨大テック企業「マグニフィセント・セブン」の株価上昇は凄まじく、これらを含む「FANG+インデックス」などは60%を超える驚異的なパフォーマンスを見せました。

この結果、「とりあえず米国株か全世界株を買っておけば間違いない」という認識が定着しましたが、ここに死角があります。これらインデックスの上昇の多くは、実は「円安」による為替差益が押し上げたものです。ドル建ての株価上昇以上に、円の価値が下がったことで資産が「増えて見えている」側面があることを忘れてはいけません。円高局面に転じた際、このプラス分が急速に剥落するリスクを抱えているのが現状です。

4割が陥った「不要な売却」の現実

新NISAは長期投資のための制度ですが、実は開始早々に多くの人が脱落しています。ある調査によれば、新NISAを利用している人の約4割が、すでに保有商品を売却した経験があるというデータがあります。
その理由は主に2つ。「利益が出たから確定したい(利食い)」と「値下がりして怖くなった(狼狽売り)」です。
特に多かったのが、生活資金として必要ではないにもかかわらず、短期的な株価の上下動に耐えられずに手放してしまうケースです。これは、「長期・積立・分散」という投資の大原則が、いざ自分の大切なお金が増減する場面になると、いかに守り難いかを示しています。2026年の戦略を立てる前に、まずはこの「短期売買の誘惑」を断ち切る覚悟が必要です。

2026年の戦略:攻めと守りのポートフォリオ構築

野村證券などの主要金融機関は、2026年の世界経済について「再加速」という明るい見通しを示しています。基本的にはリスク資産(株式など)にとって有利な環境が続くと予想されますが、昨年の反省を生かし、より戦略的なアセット・アロケーション(資産配分)が求められます。

【攻め】成長投資枠で狙う「インド株」のポテンシャル

つみたて投資枠で先進国株などのコア資産を固めているなら、成長投資枠ではさらなるリターン(アルファ)を追求する「攻め」の投資が有効です。
2026年の最注目テーマとして挙げたいのが「インド株」です。

インド市場は、豊富な若年人口による「人口ボーナス」と、政府主導のインフラ整備や製造業振興策(Make in India)を背景に、構造的な成長期にあります。企業の利益成長率(EPS)も2026年から2027年にかけて10%台半ばの高い伸びが予想されており、これが株価上昇の強力なエンジンとなります。
かつては「割高」と言われたインド株ですが、最近の市場調整を経てバリュエーション(株価指標)は適正水準に戻りつつあります。さらに、中国からの生産拠点移転(チャイナ・プラス・ワン)の恩恵を受け、海外からの直接投資も加速しています。
成長投資枠の一部を活用し、低コストのインド株インデックスファンドをサテライト資産として組み入れることで、ポートフォリオ全体の期待リターンを引き上げることができるでしょう。

【守り】高配当株とゴールドで盤石な守りを

攻める一方で、資産を守るための「ディフェンス」も強化すべきです。
2026年は、米中関係や各国の選挙など政治的な不確実性も残ります。株価が乱高下する局面で心の支えとなるのが、定期的な現金収入(インカムゲイン)を生む「高配当株」です。

特に日本の高配当株は、東証によるPBR(株価純資産倍率)改善要請を受け、企業が増配や自社株買いに積極的になっています。年利4%程度の配当利回りを確保できれば、株価が横ばいや微減であっても、着実に資産を積み上げることができます。新NISAであれば配当金も非課税となるため、そのメリットは絶大です。
また、株式とは異なる値動きをする「ゴールド(金)」への投資も検討に値します。昨年、ゴールドは40%近い上昇を見せましたが、これはインフレヘッジや有事の安全資産としての需要が根強いことを示しています。資産の一部をゴールド関連ファンドに配分することで、株式市場の暴落時のショックを和らげるクッション効果が期待できます。

重要性を増す「リバランス」の実行

2026年の戦略において、技術的に最も重要なのが「リバランス」です。
昨年の株高により、皆さんのポートフォリオにおける株式の比率は、当初の予定よりも大きくなっているはずです。例えば、「株式50:債券50」で始めたつもりが、株価上昇で「株式70:債券30」になっているなら、それはリスクを取りすぎている状態です。

「上がっているものを売る」のは勇気がいりますが、増えすぎた株式の一部を売却し、割安になっている資産や現金を補充して元の比率に戻すことこそが、投資の王道である「安く買って高く売る」を確実に実行する方法です。
また、2021年に旧NISA(一般NISA)で投資した分は2025年末で非課税期間が終了するため、2026年はその資金の「出口戦略」や「再投資(新NISA枠への移し替え)」を判断する重要なタイミングでもあります。

年初一括か、毎月積立か

「成長投資枠の240万円を年初に一括投資すべきか」という議論も尽きませんが、2026年の「世界経済再加速」シナリオを信じるならば、数学的には「年初一括投資」が機会損失を防ぐ最良の策となります。
しかし、暴落への恐怖心が拭えない場合は、無理をする必要はありません。楽天証券などの「ボーナス設定」機能を活用し、「年初に半分、残りを毎月積立」といった柔軟な設定で、時間分散を図るのも賢い選択です。重要なのは、自分のリスク許容度の範囲内で、市場に居続けることです。

長く続けるために一番大切なマインドセット

最後に、具体的な銘柄選び以上に大切な「投資家の心構え」についてお伝えします。

ノイズを遮断する「鈍感力」を磨く

現代は情報過多です。スマホを開けば「暴落の予兆」「〇〇ショック」といった不安を煽るニュースが飛び込んできます。しかし、15年、20年という長期スパンで見れば、これらは一時的なノイズ(雑音)に過ぎません。
長期投資で成功するために必要な能力は、高い分析力ではなく、日々の変動に動じない「鈍感力」です。
毎日のように証券口座にログインして資産残高を確認するのはやめましょう。プラスなら気が大きくなり、マイナスなら不安になるだけで、百害あって一利なしです。月に一度、あるいは半年に一度のチェックで十分です。

新NISAは「人生を楽しむため」の手段

投資の目的を忘れないことも大切です。「老後資金のため」「子供の教育費のため」、あるいは「サイドFIREのため」。それぞれのゴールがあるはずです。
もし、日々の株価変動が気になって仕事やプライベートに支障が出るようなら、それはリスクを取りすぎています。
新NISAはあくまで資産を増やすための「手段」であり、人生そのものではありません。時には配当金で美味しいものを食べたり、旅行に行ったりして、投資の果実を「今」楽しむことも、長く運用を続けるための秘訣です。

まとめ

2026年の新NISA戦略、いかがでしたでしょうか。
昨年の「オルカン一強」の流れに安住せず、成長投資枠でインド株などの成長力を取り込み、高配当株やゴールドで守りを固める。そして何より、日々のノイズに惑わされない「鈍感力」を持つこと。
これが、新NISA 2年目を勝ち抜き、将来の資産形成を成功させるためのロードマップです。

投資に絶対の正解はありませんが、自分のライフプランに合った戦略を持つことで、迷いはなくなります。焦らず、コツコツと、2年目も資産形成の旅を楽しんでいきましょう。

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