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求人票に書いてはいけない“3つの言葉”、知ってますか?

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みんちゃん【求人マーケッター】
目次
無意識の一言が、求職者の心を冷やす つい書きたくなるけど、要注意な3つのワード ①「やる気がある人、大歓迎!」 ②「和気あいあいとした雰囲気です」 ③「家族のような関係です」 言葉を変えるだけで、採用力は変わる もし今、応募が来ないと感じているなら

「うち、条件悪くないと思うんだけど、なんで応募が来ないんだろう?」

これは、実際にある中小企業の社長さんから聞いた本音です。

給料も最低ラインではないし、休みもちゃんとある。なのに…応募ゼロ。

でもこれ、実はけっこうよくあるパターンなんです。

しかも原因は「待遇」じゃない。

もっと手前、つまり――「求人票の書き方」にあることが多いんですよ。

今、求人票は「ラブレター」だって言われています。

どんなに条件がよくても、言葉のチョイスを間違えると、読まれた瞬間に“そっ閉じ”される時代。

今回はそんな求人票にありがちな「やっちゃいがちな言葉づかい」について、

現場で実際に見てきた「やばい3選」をお届けします。

あなたの求人票にも、知らず知らずにこの“NGワード”が紛れ込んでいませんか?

無意識の一言が、求職者の心を冷やす

採用って「想い」なんですよね。

だからつい、熱を込めて語ってしまう。でもその熱が、言葉選びで逆効果になってしまうことがある。

たとえば――「アットホームな職場です」

…はい、出ました。よく見ますよね。求人票の常連フレーズ。

実はこの言葉、今の若い求職者にはドン引きされる可能性があるって知ってました?

なんでって?

「アットホーム」って聞こえはいいんですが、裏を返すと、こう思われるんです。

・プライベートと仕事の境界がなさそう

・馴れ合いが多くて、空気に馴染めないとツラそう

・上司が友達気取りで距離感バグってそう

つまり、「何となくめんどくさそうな会社」に見えてしまう。

求人票って、書いてる人の“人柄”がにじみ出るんですよね。

だからこそ、逆に「地雷臭」を出してしまうワードは要注意です。

つい書きたくなるけど、要注意な3つのワード

では、他にどんな“危険ワード”があるのか。

ここからは現場で実際に使われていた例を紹介しながら、求人票がスベる言葉たちをご紹介していきます。

①「やる気がある人、大歓迎!」

一見、普通に見えますよね。でもこれ、採用マーケ的には超危険

なぜなら、「やる気がある人」って、抽象的すぎるし、人によって定義がバラバラだからです。

それに、読む側はこう思うんです。

「やる気がない人なんてそもそも応募しないよ」

「やる気“だけ”見てるってことは、雑に扱われるのでは…?」

さらに深掘りすると、これは丸投げの匂いがするんですよね。

「やる気があれば何でもできる!」っていうのは、つまり「教える気がないのかな…?」って読み取られることもある。

言い換えるなら、「自ら学びながら成長できる方に向いている仕事です」とか、

「最初は未経験でも、一緒に学ぶ姿勢を大事にしています」くらいのニュアンスにしたほうが、ずっと伝わります。

②「和気あいあいとした雰囲気です」

これもね…使いがちです。でも、求職者の目にはこう映る。

「なにそれ、馴れ合い?ノリが合わないと地獄そう…」

「黙々と仕事したい人には地獄では?」

本当に“和気あいあい”なら、それを言葉じゃなくて写真や動画で見せる方が早いです。

今の求職者は、文章よりも「空気感」で判断してます。

たとえば、「週1回のランチ会で、社員同士の距離が自然と縮まっています」みたいに、

具体的なエピソードや仕組みで表現する方が、圧倒的に響きます。

③「家族のような関係です」

これ、一番危険かもしれません。

「え、じゃあ休日に呼び出されたりするの?」「退職しづらそう」って、ネガティブな連想が止まりません。

“家族”って、責任と期待が重いんですよ。

職場にそれを求められると、「重い」「めんどくさい」「距離感バグりそう」って思われてしまう。

今の若い世代は、「ちゃんと距離を保ちたい」っていう意識が強いです。

それを無視して“家族”アピールされると、一気に警戒モードになります。

言い換えるなら、「お互いの違いを認め合い、信頼でつながる関係を目指しています」とか、

ちょっとクールな表現の方が好まれます。

言葉を変えるだけで、採用力は変わる

こうして並べてみると、「悪気はないけど、ズレてる言葉」って多いんですよね。

しかも、こういう表現って、たいていテンプレのコピペで生まれてます。

でも、そのテンプレが「応募を遠ざけている」としたら?

言葉って、見た目以上に“空気”を伝えるものです。

求人票を読んだ人が、「なんか古臭いな」とか、「ちょっと怖そう」と思ったら、それだけでスルーされてしまう。

だからこそ、「よくある表現」を使うんじゃなくて、自社ならではのリアルな言葉を使ってほしいんです。

・社員が自然に笑ってたエピソード

・新人が入ってきたときの具体的なサポート例

・失敗したときにどんなフォローがあったか

そういう“本音の部分”を伝える方が、テンプレの100倍、伝わります。

もし今、応募が来ないと感じているなら

求人票をいじるのって、たしかに手間です。

でも、言葉を変えるだけで応募が増えるなら、やらない手はない。

今の求職者は、“雰囲気”に敏感です。

だからこそ、「たかが表現、されど表現」。

あなたの会社の良さを、きちんと伝える“言葉”になってますか?

もし、今回紹介した3つの言葉がどれか1つでも入っていたなら――

今すぐ、求人票を見直してみてください。

その一歩が、次の“いい出会い”につながるはずです。

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