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逆オファー採用でうまくいった社長が最初にやったこと

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みんちゃん【求人マーケッター】
目次
見つけてもらう時代はもう終わっている 求人は“恋愛”と一緒だと思えばうまくいく 実際にやった社長の話:最初にしたのは“戦略”じゃなく“整理” スカウト文面で差がつく。テンプレじゃ刺さらない あなたも今日からできる“最初の一歩”

「求人を出しても全然応募が来ないんです…」

そんな嘆きを、どれだけの中小企業の社長さんから聞いてきたか数えきれません。

でも、ちょっと考えてみてください。

なぜ彼らは応募を“待つ”ことしかしていないのでしょうか?

野球でいえば、ピッチャーが投げてくれるのをただバットを持って突っ立ってる感じです。

それって、試合になりませんよね。

じゃあどうするか。

答えは簡単で、自分から動く。こっちから声をかける。

これが、今回お伝えしたい「逆オファー型採用」です。

見つけてもらう時代はもう終わっている

一昔前なら、求人票を出せばそれなりに応募が来たんです。

ハローワークだろうが、求人誌だろうが、とりあえず出しておけばよかった。

でも今は違う。

どの求人媒体もスカスカ、閲覧すらされない。

そもそも人が見てない。

なぜか?

人が余っていた時代は終わり、どこも人手不足だから。

つまり、働く側が「選べる」時代になっているんです。

これはまるで、海水浴場に数本しかなかったパラソルが、今は浜辺いっぱいに並んでいるようなもの。

「どのパラソルにしようかな」って、みんな選び放題なわけです。

そんな中で、何もしなくても人が来る会社って、よっぽどブランドがあるとか、給料が高いとか、立地が抜群とか、何かしらの強みを持ってる会社だけ。

じゃあ、うちみたいな小さな会社はどうする?

そこで「逆オファー」なんです。

求人は“恋愛”と一緒だと思えばうまくいく

人材採用って、冷静に考えると恋愛とすごく似てるんですよ。

たとえば、

・ただ待ってるだけじゃ恋人できない

・アピールポイントが分かりにくい人はスルーされる

・魅力的な人にはライバルが多い

これ、全部求人にも当てはまります。

特に大事なのは、「告白はこっちからする」という発想。

つまり、逆オファーです。

今の時代、求職者は何もしなくても企業側からスカウトされるのが当たり前になっています。

転職サイトでも、フリーランスでも、スカウトメッセージが届く。

求職者の多くは「待ってたら声かかるだろうな」と思ってるし、企業側から「あなたに興味があります!」と声をかけられる方が気分がいい。

要するに、口説かれたいわけです。

だったら、社長が自分から声をかけた方が早いんです。

実際にやった社長の話:最初にしたのは“戦略”じゃなく“整理”

ここで、ある社長の事例を紹介します。

都内で社員6人のリフォーム会社を経営しているAさん。

これまでずっとハローワークで募集していたけど、半年間で応募ゼロ。

そんなAさんが取ったのが、「逆オファー型」の採用戦略でした。

ただし、いきなりスカウトを始めたわけではありません。

最初にやったのは、「採用したい人物像の棚卸し」でした。

ここが大事。

誰でもいいから採りたい、じゃなくて、どんな人に来てほしいのかを明確にしたんです。

たとえば、

・20代の現場経験者

・成長意欲があって、3年後に現場リーダーを任せられる人

・人懐っこくてお客様対応が得意なタイプ

こんなふうに言語化できれば、その人に向けて“口説き文句”を考えられるようになります。

逆に言えば、ここが曖昧なままスカウトしても、ズレた人にアプローチするだけ。

お見合いで「誰でもいい」って言う人に、誰も魅力を感じないのと一緒です。

スカウト文面で差がつく。テンプレじゃ刺さらない

整理ができたAさんは、実際にスカウトメールを送り始めました。

使ったのは、doda Recruitersというサービス。

ここで肝になったのが「一通目のメッセージの内容」です。

多くの企業が使っているテンプレメールって、すごく堅苦しくて無機質なんですよ。

「あなたのご経歴に興味を持ちました。弊社は創業◯年の会社で…」

こういうの、誰が読んでも「またか」って思います。

Aさんは違いました。

「○○さんのプロフィールを見て、“この人だ!”って思いました。

特に前職の●●のご経験を見て、ウチの××の現場でぜひ活躍してもらいたい!って。

もしよかったら、まずはカジュアルにお話できませんか?」

こんなふうに、ラフで本音っぽいメッセージにしたら、反応率がグンと上がったそうです。

結果、20人に送って3人と面談に進み、そのうち1人を採用。

半年間ゼロだったのが、1か月で理想の人材に出会えたわけです。

あなたも今日からできる“最初の一歩”

ここまで読んで、「うちでもできるかな…?」と思った社長さん。

もちろんできます。

むしろ、小さな会社こそ“逆オファー型”が効くんです。

なぜなら、

・大企業よりも小回りがきく

・社長の熱意が直接伝わる

・スピード感がある

この3つが、小規模事業の最大の武器だから。

まずはやるべきは、「どんな人が欲しいのか」をしっかり言語化すること。

それさえできれば、無料で始められるスカウトサービスもありますし、SNSでも直接DMできます。

採用って、ブランドや資金力がある会社だけの話じゃない。

戦略と工夫で、あなたの会社にも最高の人材が来てくれます。

もし今、求人広告に何十万も払って“無風”状態なら、

ちょっと視点を変えて、「こっちから動く採用」にチャレンジしてみませんか?

答えは、動いた先にあります。

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この3分が未来を変える。採用強者社長の朝ルーティン
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みんちゃん【求人マーケッター】
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