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採れたら売上2倍なのに…なぜ人が増えない?中小企業を止める7つの壁

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みんちゃん【求人マーケッター】
目次
本当に必要なのは「求人を出すこと」? 壁1:採用を“緊急対処”と捉えている 壁2:「うちなんて…」が口癖になっている 壁3:「社長の想い」を伝えていない 壁4:「とりあえず若い人」に期待しすぎている 壁5:面接が「受験」みたいになってる 壁6:採用後の“ストーリー”を描いていない 壁7:「求人費=無駄遣い」だと思ってる 今、社長にできるたった1つのアクション

「売上をあと2倍に伸ばせる確信はある。でも、採用がネックで人を増やせない」

これ、実は今の日本の中小企業でかなり“あるある”な話です。

実際、僕が関わってきた中小企業の社長さんたちも、ほぼ全員が口を揃えて言います。

「人さえいれば、売上はもっと上げられるんだよ」と。

でも、現実は人が採れない。

求人を出しても応募がない。面接してもピンとこない。やっと来たと思ったら辞退される。

そして最後はこうなります。

「うちじゃ無理なのかな」「待遇がよくないから仕方ないよな」って。

いやいや、ちょっと待ってください。

それ、本当に「待遇のせい」だけでしょうか?

今日は、そんな“人を増やしたくても増やせない中小企業”が知らずにぶつかっている「7つの壁」についてお話します。

あなたの会社の採用戦略に、ヒントがあるかもしれません。

本当に必要なのは「求人を出すこと」?

まず前提の話をしましょう。

求人において「募集をかける=採用できる」ではありません。

「水が欲しいから蛇口をひねった」みたいな感覚で求人を出していませんか?

でもその蛇口、パイプが詰まってたら水なんて出てきません。

いまの採用市場って、完全に“売り手市場”。

優秀な人材は、条件を選び放題、会社を選び放題です。

となると、あなたの会社に目を向けてもらうには、ただ「蛇口をひねる」だけじゃダメ。

配管の中身、つまり「会社そのもの」を整える必要があるんです。

壁1:採用を“緊急対処”と捉えている

多くの会社では、退職者が出たり、繁忙期が来たりしてから慌てて求人を出します。

でも、採用って“火消し”じゃなく“投資”です。

余裕があるうちに、未来のための人材を獲っておかないと、結局ずっと後手に回る。

採用活動って、少なくとも半年は見ておかないと結果が出ません。

採用は「育てて収穫する農業」です。

火事が起きてから種をまいても、食べられる野菜はすぐには育ちません。

壁2:「うちなんて…」が口癖になっている

「うちなんて弱小だし…」「うちみたいな会社に人なんて来ないよ」

そのセルフイメージ、めちゃくちゃ求人に出ます。

求職者って、意外と鋭いんです。

求人票の文章ひとつとっても、「この会社、ちょっと自信なさそうだな」って空気感で伝わります。

まずは社長自身が、「この会社で働く価値がある」と本気で思えてるかどうか。

自信がない会社に、誰が人生の一部を預けたいと思うでしょう?

壁3:「社長の想い」を伝えていない

求人票に載っているのは条件だけ。

でも、心が動くのは「人の想い」です。

あなたが大切にしている価値観、会社を通じてやりたいこと、どんな未来を一緒に作りたいのか。

そういった“温度のある言葉”があるだけで、応募率はグッと変わります。

求人票は、条件表ではなく「ラブレター」です。

どんなラブレターを書くかで、どんな相手と出会えるかは大きく変わります。

壁4:「とりあえず若い人」に期待しすぎている

「20代がほしい」「ポテンシャル重視で若手を採用したい」

気持ちはわかります。若い人材には夢がありますよね。

でも、若手にだけ期待しすぎてませんか?

今の若い人は慎重です。「会社を見極めよう」とめちゃくちゃ冷静に見てます。

逆に30代、40代の“本気で転職を考えてる人”の方が、即戦力で覚悟もあったりします。

若さ=伸びしろではあるけれど、「熱量のある人」が欲しいなら年齢は絞らない方がいいです。

壁5:面接が「受験」みたいになってる

あなたの会社の面接、もしかして「答え合わせ」になっていませんか?

「なぜ弊社を志望したのですか?」

「5年後のキャリアプランを教えてください」

…それ、本当に知りたいことでしょうか?

もっと聞くべきなのは、

「あなたが今の職場で悩んでることは?」「転職で叶えたいことは?」

そして、あなたの会社でそれが叶えられるかどうかを、一緒に探すことです。

面接は「ジャッジの場」じゃなくて「マッチングの場」です。

壁6:採用後の“ストーリー”を描いていない

「入社後、どう成長できるのか」

「どんなポジションを任される可能性があるのか」

これ、ちゃんと伝えてますか?

求職者は、今だけじゃなく未来を見ています。

そして未来が見えない会社は、どんなに条件がよくても選ばれません。

「あなたに入ってほしい。そして、3年後にはこんな役割を任せたいと思ってる」

そんな言葉があるだけで、応募の熱量は変わります。

壁7:「求人費=無駄遣い」だと思ってる

広告を出しても応募がないと、「また無駄になった」と感じる人、多いです。

でも、広告って“採用コスト”ではなく“成長への投資”です。

1人採れたら、売上3000万円UPという会社もありますよね?

だったら、数十万の広告費は高くない。

求人にお金をかける会社ほど、実は“本気”が伝わりやすいんです。

今、社長にできるたった1つのアクション

もしこの記事を読んで、1つでも「うち、これ当てはまるかも…」と思ったなら。

今日からできることは、「採用の目的」を見直すことです。

なぜ人が欲しいのか?

その人に、どんな未来を見せられるのか?

そして、あなた自身がどんな会社を作りたいのか?

そこに正面から向き合えた時、求人票の言葉も、面接の姿勢も、ぜんぶ変わってきます。

採用は、企業の未来をつくる“経営戦略”そのもの。

人が増えないのではなく、“選ばれていない”だけ。

でも、それを変えられるのは、社長であるあなた自身です。

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みんちゃん【求人マーケッター】
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