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管理会社の“裏側”が見えてくる!AM・PM・BM…役割の違いをやさしく解説

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みんちゃん/副業遊び人
目次
そもそも「管理会社」って、1つの組織だけじゃない? 役割が違えば、責任も変わる よくある混乱、実は“役割分担”の知識不足かも ざっくり理解するための“5つの分担” 管理の中身を知ることが、結局いちばんの安心材料 最後に:これからの時代、“任せっぱなし”は卒業しよう

突然ですが、こんなことを思ったこと、ありませんか?

「管理会社に任せてるけど、実際何をやってるのかよくわからない」

「トラブルが起きたとき、誰に連絡すればいいのか毎回迷う」

「“うちはちゃんとやってます”って言うけど、どこまでが“ちゃんと”なの?」

実はこれ、賃貸マンションやアパートのオーナーさんのほとんどが抱える“モヤモヤ”なんです。

でもその原因、じつは意外なところにあるんですよ。

それが、「AM・PM・BM・CM・LM」といった不動産管理の“役割分担”を知らないこと

え、何それ?アルファベットばっかで余計にわかんない?

そう思ったあなたにこそ、今日の記事を読んでほしい。

この記事では、賃貸経営をする上で「本当は知っておくべき」管理の役割を、専門用語を極力使わずにやさしく解説していきます。

賃貸経営の“ブラックボックス”がひとつ、開きますよ。

そもそも「管理会社」って、1つの組織だけじゃない?

たとえば、あなたが賃貸マンションを1棟所有しているとします。

「管理会社に任せてるから大丈夫」と思っているかもしれません。

でも実際は、いろんな人が“それぞれ違う立場”で、物件の管理に関わっています。

いわば、ひとつの舞台の裏で、複数の役割を持ったプロたちが動いている感じ。

具体的には、こんなふうに分かれています。

  • AM(アセットマネジメント)=お金と資産の専門家
  • PM(プロパティマネジメント)=日々の入居者対応と運営管理の責任者
  • BM(ビルマネジメント)=建物のメンテナンスと点検の現場チーム
  • CM(コンストラクションマネジメント)=修繕や大規模工事の取りまとめ役
  • LM(ライフサイクルマネジメント)=長期的な修繕計画や資産の延命設計担当

つまり、管理会社と一口に言っても「誰が何をやってるか」がわからないと、トラブルのときに連絡先を間違えたり、期待と現実のギャップが生まれやすくなってしまうんです。

役割が違えば、責任も変わる

たとえば、「共用廊下の電球が切れてるんだけど」と連絡したとします。

でも、その内容って誰が対応すべきでしょう?

答えはBM(ビルマネジメント)の担当。

現場を巡回し、点検・清掃・修繕などを行っている“現場の番人”です。

一方で、空室がなかなか埋まらないとか、退去立会いが雑だったとか、そんなときに改善をお願いするのはPM。

物件の「運営担当」であり、入居者とのやりとりや契約管理をしている部門です。

さらに、「うちの物件、どうすれば収益上がりますか?」みたいな話になると、これはAMの領域。

周辺相場や投資利回りを見て、家賃の改定提案やリノベーションの検討など、“収益性アップ”のための提案をする立場です。

このように、それぞれの役割には守備範囲があり、境界線があります。

それを知らないと、問い合わせる先を間違えて「なんで動いてくれないんだ!」となってしまうわけですね。

よくある混乱、実は“役割分担”の知識不足かも

ここで実際にあったケースをご紹介しましょう。

あるオーナーさんが、共用部の壁が汚れてきたことに気づいて、管理会社に連絡しました。

「清掃ちゃんとやってないんじゃないの?」と問い合わせたところ、「今すぐ業者を入れるのは難しい」と言われ、不満が爆発。

でも、よくよく話を聞いてみると、その会社はPM部門しか担当しておらず、BMは別会社だったんです。

つまり、「自分の担当外」だったんですね。

このケース、オーナーがBMの存在を知っていれば、違う対応になっていた可能性は高い。

また、PM側も「BMは別の会社なんですよ」ときちんと伝えていれば、誤解は防げたはずです。

だからこそ、オーナーもある程度の“管理構造”を理解しておくことが大切なんです。

ざっくり理解するための“5つの分担”

では改めて、AM・PM・BM・CM・LMのそれぞれの役割を、オーナー目線でざっくりまとめてみましょう。

  • AM(アセットマネジメント):  →「どうすれば資産価値がもっと上がる?」を考える戦略担当。
  • PM(プロパティマネジメント):  →「日々の入居者対応・運営」を任されている実務責任者。
  • BM(ビルマネジメント):  →「建物そのものの管理とメンテナンス」を担う現場担当。
  • CM(コンストラクションマネジメント):  →「大規模修繕や改修工事のまとめ役」。スケジュールと品質を守る監督者。
  • LM(ライフサイクルマネジメント):  →「長い目で見た建物の健康管理」を行う未来設計者。

まるで、チームでバンドを組んでいるようなものです。

AMがプロデューサーで、PMがバンドリーダー、BMがローディー、CMが舞台監督、LMがツアーマネージャー、みたいな。

どれか1人でも欠けたら、うまくいかないんですよ。

管理の中身を知ることが、結局いちばんの安心材料

管理の構造を知ることで、「あ、この会社はPMだけでBMは外注なんだな」といった判断ができるようになります。

また、契約書や業務委託範囲を見るときの“目の付け所”も変わってきます。

結果的に、オーナーとして「不満を感じる前に」確認できたり、「責任の所在」をきちんと把握できるようになるんですね。

「管理会社に任せてるから全部やってくれるはず」は、一見ラクですが、実はリスクでもあります。

ちゃんと役割を知っておけば、たとえば「PMはすごくいいけど、BMが弱いからここだけ別に依頼しよう」なんて判断もできるようになるんです。

最後に:これからの時代、“任せっぱなし”は卒業しよう

賃貸経営って、「何もしなくても家賃が入る」ように見えて、

実は「ちゃんと見てないと価値が下がっていく」ものなんです。

でも、ちゃんと見ようと思っても、知らなければ見ようがない。

だからまずは、“役割”を知ることから始めてみませんか?

AM・PM・BM・CM・LM。

この5つの言葉を知るだけで、あなたの物件に関する“見え方”がガラッと変わります。

そして、賃貸経営がちょっと楽しくなりますよ。

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みんちゃん/副業遊び人
「好きなことだけで生きるなんて無理だ」そう思ってた自分が、いまは“副業遊び人”。好きと遊びを仕事にして、家族も自分も笑顔にする人生を更新中。
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