副業でも“選ばれる人”はコレを持っている。たった1つの武器とは?
あなたは、副業で「なかなか思うようにいかない」と感じたことはありませんか?
たとえば、
「クラウドソーシングに登録して案件に応募しても、全然選ばれない」
「やっと受注できても、単価が低くてやりがいもない」
「このままじゃ、本業と同じように“指示されて作業をするだけ”になってしまう…」
そんな風に感じているなら、今日の話はきっと役に立つと思います。
なぜなら、僕自身がまさにそこから抜け出した人間だからです。
結論から言えば、副業でも“選ばれる人”が持っているものは、スキルでも実績でもありません。
もっとシンプルで、けれど誰も教えてくれなかった、ある「武器」です。
さあ、そろそろ“誰でもできる仕事”から卒業しませんか?
違いは「能力」じゃなかった
正直に言うと、最初は僕も思ってました。
「もっとスキルがあれば、副業でもうまくいくのに」
「資格とか持ってないし、自分には無理だよな」って。
でもね、実際に副業を始めていろんな人と出会っていくと、気づいたんです。
「めっちゃスキルあるのに、全然選ばれてない人」と
「そこまでスキルないのに、なぜか次々と仕事を依頼されてる人」がいる。
これ、不思議じゃないですか?
でもこの違い、じつは単純で。
選ばれる人は、「あなたにお願いしたい」と思わせる“意味”を持ってるんです。
言い換えると、「その人である理由」がちゃんと伝わってる。
たとえば、同じようにSNS運用の案件に応募してても、
「SNSの投稿代行やります」って言ってる人と、
「ゼロからファンを育てて、顧客につなげた経験を活かして運用します」って言ってる人では、印象がまったく違うんですよね。
どっちが選ばれるか?…もうわかりますよね。
“選ばれる副業”が始まったきっかけ
僕が本業で管理職をやりつつ、副業を始めた頃。
最初はとにかく「お金になること」を探して、Web広告、資料作成、SNS運用、いろんな仕事に手を出しました。
でも、どこかでいつも思ってた。
「なんか…これって会社の仕事と変わらないな」
「結局、指示されたことを時間内にこなして納品するだけ」
「自分がいなくても、誰かに代われる仕事ばっかりだ」
報酬は入るけど、モヤモヤが晴れない。
そんなある日、あるクライアントにこう言われました。
「民部さんって、なんでこの仕事やってるんですか?」
…答えられなかったんです。
スキルや実績は語れても、「なぜ自分がそれをやるのか?」が説明できない。
これって、ものすごく根本的な“武器の欠如”だったんです。
武器は「USP」だった
その時からです。僕が探し始めたのは、「自分の意味」。
ビジネスの世界では、よく「USP(ユニーク・セリング・プロポジション)」って言いますよね。
つまり、「自分が、他の誰でもなく、自分である理由」。
でもそれって、マーケティング用語とか企業ブランディングだけの話じゃないんですよ。
副業をする個人こそ、USPを持ってなきゃいけない。
なぜなら、会社という“看板”を外したとき、武器になるのは、肩書きでも資格でもなく、
「あなたって、どんなストーリーの人なの?」ということだから。
たとえば僕の場合、
「不動産管理会社の経営企画をやりつつ、副業では“言葉で人を動かす”ストーリーデザイナーとして活動してます。
自分自身が“下請け副業”で悩んだからこそ、『あなたにお願いしたい』と言われる個人起業家を増やしたいんです。」
こういうふうに、自分のストーリーと言葉が一致していると、どんどん選ばれるようになる。
仕事が“奪い合い”じゃなくて、“指名”に変わる。
これはスキルの話じゃないんですよ。意味の話。
つまり、“あなたの存在価値”を言語化できてるかどうか、なんです。
選ばれる副業には「理由」がある
副業で稼げる人って、何かすごい才能がある人じゃありません。
むしろ、自分の「過去」や「原体験」をうまく言葉にできている人が多いです。
たとえばこんな人たち。
・育児のストレスで苦しんだ経験を活かして、ママ向けカウンセラーになった人
・営業で数字に追われた日々を“克服したプロセス”を講座にした人
・転職15回の経験を「職歴コンプレックスを武器に変える」転職コンサルにした人
ね?
別に、誰も「超一流」じゃない。
だけど、それぞれの物語があって、それを届ける「言葉」があって、だから選ばれてるんです。
じゃあ、あなたにしかない「過去」ってなんですか?
なぜ、それを乗り越えようとしたんですか?
そこに、選ばれる“理由”があるんです。
あなたの「意味」は、まだ言語化されてないだけ
誤解しないでほしいのは、「選ばれる人」になるには才能が必要、という話じゃないということ。
必要なのは、
「自分がやってきたこと」
「その中で何に怒りや悔しさを感じたのか」
「その体験から、何を人に伝えたいのか」
これらをちゃんと整理して、言葉にして、人に伝えるだけ。
僕はこの言語化のサポートを副業でもしているけど、
99%の人が「もうすでに価値ある素材を持ってる」んです。
ただ、それを“言葉”という形にしていないだけ。
料理で言えば、冷蔵庫の中には食材がそろってるのに、レシピがないから料理が出てこない。
だから、食べてもらえない。
そんな状態なんですよ。
逆に、ちょっと言葉を変えるだけで、
「え、それすごいですね!」って目を輝かせる人が現れるようになる。
これが、“選ばれる副業”のスタートです。
最後に:副業でも「主語はあなた」でいい
副業でも、本業でも、下請けみたいな働き方ばかりしてると、どこかで魂がすり減っていく。
「なんのためにやってるんだろう」って、自分でわからなくなってくる。
でも、自分のストーリーや想いを言葉にできて、それに共感した人から依頼が来ると、
たとえ同じ仕事でも、気持ちがまったく違うんです。
「やらされてる感」がなくなる。
「選ばれてる誇り」が芽生える。
副業でも、あなたが“あなたの人生の主語”であることは、誰にも奪えません。
たった1つの武器――
それは、スキルじゃない。資格でもない。
“自分である意味”を語れること。
あなたは、どんな人生を歩んできましたか?
そして、その経験から、誰のどんな悩みに寄り添いたいですか?
それこそが、あなたを選ばせる力になります。
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