「空気を読まずに選ぶ副業」──他人に惑わされない“自分だけの軸”の作り方
他人の“正解”に振り回されすぎてない?
副業を考え始めると、必ずと言っていいほど耳にする声がある。
「これからは動画編集が稼げる」
「とりあえずブログやれば?」
「まずはスキルを身につけないと無理」
どれも間違いではない。でもね、そういう“正解っぽいもの”に従った結果、動けなくなる人が本当に多い。
特に、40代で副業を始めようとしている会社員の人たちは、
・家族に反対されそう
・職場で副業がバレるとマズい
・時間が取れない
・新しいことを始める自信がない
といった、いわゆる「制約だらけの現実」を抱えてる。
なのに、SNSでは20代のフリーランスが「これで月収100万!」とか叫んでいる。
……しんどくなって当然です。
でもね、ここで大事なことを一つだけ言わせてください。
空気を読まずに、「自分だけの副業」を選ぶ人が、結局うまくいくんです。
人と同じ道を歩くと、自分が見えなくなる
そもそも副業って、「自分らしい生き方の選択肢」を増やすためにあるはず。
でも、気づけば誰かの成功事例を追いかけて、どこかの教材を買って、時間もお金も失って、「やっぱり自分には無理かも」って諦める。
これって本末転倒だと思いませんか?
大事なのは、「どれが稼げるか」じゃないんです。
「どれなら、自分が続けられるか」なんです。
誰かの正解をなぞるより、自分の直感や違和感を大事にした方が、遠回りに見えて実は近道だったりする。
たとえば、人付き合いが苦手な人が無理して営業をやっても続かない。
逆に、細かい作業が好きな人なら、在宅でコツコツやる物販の方が向いてるかもしれない。
自分の“性格”や“ライフスタイル”に合ってない副業は、長続きしないんです。
「空気を読まない」ことで見えてくるもの
僕の知り合いで、40代で副業を始めた男性がいます。
彼は、まさに「空気を読まずに自分の軸を貫いた人」。
周りがこぞって「動画編集が稼げる」と言ってる中、彼が選んだのは「メルカリでの古本販売」でした。
なぜか?
彼は本が好きだった。そして、昔から図書館や古本屋巡りが趣味だった。
「これって、お金になるんじゃない?」と気づいたのがきっかけ。
初めは数冊を出品するだけだったけど、リサーチ力と仕入れのセンスが光って、月に2〜3万円の利益に。
それが楽しくて、仕事終わりの時間に仕入れと出品をコツコツ続けていたら、1年後には副業収入が月7万円を超えた。
彼がすごいのは、「トレンドに乗らなかったこと」。
まさに空気を読まず、「好きなこと」「苦にならないこと」を副業にした。
誰にも羨ましがられないかもしれないけど、本人は満足してる。
「気負わず、楽しく稼げるのが一番いい」って、笑ってました。
これこそが、自分だけの軸で選ぶ副業の強さです。
自分軸の副業、どうやって見つければいいの?
じゃあ、「自分の軸」ってどうやって見つけるの?と思ったあなたへ。
以下の3つの問いを、ぜひノートに書いてみてください。
- 人から「そんなことに時間かけるの?」って言われるほど、熱中してしまうことは何?
- お金にならなくても、なんだかんだ続けてる習慣は?
- 自分にとって「時間が早く感じる瞬間」って、いつ?
これ、意外と見落としがちな宝の山なんです。
副業って、“新しいことを学ぶ”より“自分の中から見つける”方がスムーズです。
学ばなくても、今の自分のままで、すでに価値がある。
そして、その価値をどう伝えるかが、これからの副業成功の鍵になります。
他人のペースに乗らなくていい。自分の歩幅でいい。
流行やSNSの声に飲まれると、「自分の小さな可能性」がかき消されてしまう。
でもね、40代になった今だからこそ、もう他人に振り回されるのはやめませんか?
あなたには、あなたの歩幅がある。
あなたには、あなたのタイミングがある。
そして、あなたには、あなたの副業がある。
「空気を読む」ことをやめた瞬間、自分の本音が聞こえるようになります。
その本音を、どうか大切にしてほしい。
誰かの正解じゃなく、自分の正解を生きよう。
副業の世界に、その第一歩を踏み出す人が、今日また一人、ここから生まれたら嬉しいです。
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