学ぶより、やってみろ|副業は人生最高の“教材”だった
「何か始めたいんですよね、副業とか。でも、もう少し勉強してから…」
このセリフ、何度聞いたかわからない。
実は昔の僕も、これを口ぐせのように言ってた。
ビジネス書を読んでは「なるほど!」とノートにまとめ、
セミナーに行っては「よし、明日から行動だ」と決意し、
そして気がつけば、また次の本を読んでる。
知識は増える。
でも、現実は何も変わらない。
そんな自分に、ふと疑問が浮かんだ。
「これ、ほんとに学びになってるのか?」
そして気づいたんだ。
いくら“学んでるつもり”でも、現実が動いてなければ、
それは「消化されてないカロリー」みたいなものなんだって。
副業は、実践ありきの最強トレーニングジム
副業って、一言でいえば“人生の実技教科”だと思う。
しかも、答えが一つじゃない。
しかも、正解があとからわかるやつ。
何かを発信する、商品を売ってみる、相談に乗ってみる、
広告を出す、コンテンツを作る、値付けを考える…。
全部、自分の感情と向き合いながらやるリアルな現場だ。
「怖いな」「うまくいかなかったらどうしよう」
そんな不安もセットでやってくる。
でもそれが、最高の学びなんだよ。
たとえば、noteを一本書いてみるだけでも、気づきがある。
・どんな言葉なら読まれるか?
・自分って何が好きで、何が語れるのか?
・書いてて楽しいのか、苦しいのか?
・反応があるって、めちゃくちゃうれしいんだな!
これ、読んで学んだんじゃなくて、“感じて学んだ”んだよね。
動いたからこそ見えた“世界の解像度”
動いてみて初めてわかることって、ほんとにたくさんある。
たとえば「SNSで発信するのが大事」と聞いて、
本でアルゴリズムの知識やフォロワー数の仕組みを学んでも、
実際に投稿してみたときの“緊張感”は、どこにも書いてない。
投稿ボタンを押す直前の、あのドキドキ。
「反応なかったらどうしよう…」「変なこと言ってないかな…」
そんなリアルな感情こそ、自分と向き合うきっかけになる。
で、やってみると、意外と何も起きなかったりする(笑)。
でも、それでも「出してよかった」って思える。
なぜなら、たった1回の投稿が、1ミリだけど確実に“現実”を動かすから。
副業って、ちっちゃな実験の連続なんだ。
・やってみた → 反応を見る → 修正する
・失敗した → 原因を探す →工夫する
このPDCA(Plan → Do → Check → Act)のサイクルが、
自分の中で自然に回り出すようになる。
そしてそれが、仕事にも、人生にも影響を与えはじめる。
お金以上に“成長”がリターンになる
「副業で稼ぎたい」と言う人は多い。
もちろんそれも素晴らしい。
でも、僕はそれ以上に「副業=自己成長装置」だと思ってる。
本業でルーティンが増えてきたとき、
日常に刺激が減ってきたとき、
「何か物足りないな…」と感じるとき、
副業は、心の筋トレになる。
・売れない商品をどうやって改善するか?
・自分の強みをどう言語化するか?
・信頼されるには、どんな発信が必要か?
こういう問いに、自分でぶつかって、悩んで、動く。
その繰り返しが、気づけば“自分のOS”をアップデートしていく。
たとえば、「副業でこんな経験したから、本業でも提案が通った」
「副業のやりとりで、コミュニケーションのコツがわかった」
そんなことは日常茶飯事。
収入もスキルも得られるけど、それ以上に“自分の成長”を感じられるのが、
副業の一番の価値なんじゃないかなって思ってる。
動かないと、何も始まらない
ここまで読んで、「そうだよな~」と思ったなら、ぜひ動いてみてほしい。
本を読むのも、セミナーに出るのも悪くない。
でも、それは“補助輪”みたいなもので、
やっぱり実際にこいでみないと、自転車には乗れない。
最初はフラつくし、倒れるかもしれない。
でも、倒れることで「こうすれば転ばない」がわかるし、
前に進んだぶんだけ、景色が変わる。
僕は、最初の副業でnoteを書いたときの「ドキドキ」を今でも覚えてる。
自分の言葉が誰かに届くって、なんて気持ちいいんだろう。
知らない誰かが、反応をくれるって、なんて温かいんだろう。
そして、たったそれだけの経験が、「もっとやってみたい」を連れてきてくれた。
だから、最後にこんなふうに伝えたい。
「やるか、やらないか」じゃない。
「やってから、また考えよう」でいい。
副業は、最高の教材だ。
そしてその教材は、手に取るだけじゃ意味がない。
読んで終わりじゃなくて、開いて、書き込んで、実践して、失敗して、笑って、
その中に、自分だけの“学び”が詰まってる。
さあ、次は何をやってみる?
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