副業は、他人じゃなく“昨日の自分”と競え

SNSを見ていると、うまくいってる人がゴロゴロいる。

Twitter（X）を開けば「月収100万円達成しました！」

Instagramでは「自由なライフスタイルで旅先から仕事してます」

YouTubeでは「3ヶ月で独立した方法！」なんてサムネイルが並んでる。

で、自分はというと…

夜10時に仕事を終えて、疲れた目でスマホ片手にため息。

副業を始めたはいいけど、全然結果が出ていない。

投稿しても反応ゼロ。

やる気を出してnoteを書いたけど、読まれない。

そんなとき、ふと思うよね。

「自分、才能ないのかも」って。

でもね、それはたぶん、違う。

比較する相手を間違えてるだけなんだよ。

他人と比べると、苦しくなるのは当たり前

誰だって、うまくいってる人を見ると焦る。

「なんであの人はあんなに結果が出てるの？」

「自分と何が違うの？」

「自分ももっと頑張らなきゃ」って。

でも、冷静に考えてみてほしい。

そもそも比較してる相手って、何年やってる人？

どんな経験を積んできた人？

家庭環境も、時間の使い方も、得意不得意も、全部違うじゃん。

言うならば、自転車の補助輪を外したばかりの人が、

ツール・ド・フランスの選手と並走して「遅い自分ダメだ」って落ち込んでるようなもの。

そりゃ無理だよ。

副業も、スポーツも、筋トレも、

みんな最初はヨロヨロしてるんだから。

他人と比べて落ち込むくらいなら、

競争相手は“昨日の自分”にしてみよう。

そしたら、一気に気持ちがラクになる。

昨日より1ミリでも進んでたら、それでOK

じゃあ、どうやって“昨日の自分と比べる”か。

めちゃくちゃシンプルだよ。

「昨日より、ほんの少しでも進んだか？」

って、それだけ。

昨日は何も書けなかったけど、今日はタイトルだけ考えた。

昨日は何も動けなかったけど、今日はXに1投稿した。

昨日はビビってできなかった発信を、今日はちょっとだけ出せた。

それって、すごいことなんだよ。

だって、たった1ミリの進歩でも、それが積み重なったらとんでもない距離になる。

1日1ミリだと、1週間で7ミリ、1ヶ月で3センチ、1年で36.5センチ。

ピンとこない？

じゃあ、こうしよう。

毎日noteを1本書いたら、1年で365記事だ。

毎日10人にLINEで声をかけたら、1年で3650人にアプローチしてることになる。

ちょっとずつでも続けている人は、気づいたら“経験の貯金”がめちゃくちゃ貯まってる。

それが副業で結果を出す最大のポイントなんだよ。

僕自身も「ちょっとだけの積み重ね」でここまで来た

正直に言うと、僕も昔はめちゃくちゃ比べてた。

周りはすごい人ばかりに見えたし、

「自分はなんて遅いんだ…」って何度も落ち込んだ。

でもあるとき、「他人と比べるのやめよう」って決めた。

代わりに、「昨日より何かひとつでも行動したか？」を自分に問いかけるようにした。

noteを書く。

Instagramを1投稿する。

セールスの勉強を15分だけする。

Web広告のコピーを1パターン試す。

思いついたアイデアをNotionにメモする。

どれも小さいこと。

でも、その小さな積み重ねが、気づけば大きな道になってた。

面白いのは、「昨日の自分」とだけ比べてると、

だんだん“人と比べる感覚”が消えていくんだよね。

「あの人はあの人、自分は自分」って自然に思えるようになってくる。

結果、メンタルが安定するし、継続できる。

副業って、結局「続けた人が勝つ世界」だから。

そういう意味では、昨日の自分と競うって、最強の戦い方なんだ。

あなたも“1％成長”を意識してみよう

じゃあ、あなたは今日、何を1％だけ進められるだろう？

・昨日調べただけのサービス名を、今日は一文だけでも紹介文にしてみる

・昨日手を付けられなかったnoteの下書きを、今日は見出しだけ作ってみる

・昨日ためらったSNS投稿を、今日は勇気出して出してみる

完璧じゃなくていい。

むしろ、未完成でも出してみることが成長のカギだったりする。

筋トレだって、最初は腕立て1回しかできなくても、

続けてたら10回できるようになる。

副業も同じ。

1％でいい。

昨日の自分を、ほんのちょっとでも超えてみよう。

そして、「やった自分」に小さくガッツポーズしてみて。

その積み重ねが、半年後、1年後のあなたを驚かせてくれるから。