「諦めたらそこで副業終了ですよ」安西先生から学ぶ挑戦の心得
あなたは何かを始めようと決意したとき、途中で「やっぱりやめようかな…」と思った経験はありませんか?
それが副業ならなおさらです。最初のうちはやる気満々でも、数週間、数カ月経つと成果が出ず、モチベーションがしぼんでしまう。
その瞬間、頭に浮かぶのは「これ、続けても意味あるのかな…」という弱気な声。
そんなとき、思い出してほしい言葉があります。
スラムダンクの安西先生の名台詞、「諦めたらそこで試合終了ですよ」。
この言葉は、ただの漫画のセリフじゃない。副業を続けるうえでの生きた教科書なんです。
やめた瞬間、可能性はゼロになる
副業をやっていると、必ず停滞期がやってきます。
最初の数回の投稿が反応ゼロ、初めて作ったサービスがまったく売れない、広告を打ったけど反応が薄い…。
こんなとき、人は「これは向いてないのかも」「もっと簡単な方法があるんじゃないか」と考えてしまいます。
でも、そこでやめてしまったら可能性はゼロです。
バスケで言えば、残り時間が1分切ったときに、自らコートを降りるようなもの。
試合が終わるまでに何が起きるかわからないのに、チャンスの芽を自分で摘んでしまうわけです。
逆に言えば、続けている限りは可能性が残る。
シュートが入るかどうかはわからない。でもボールを持ち続け、動き続ければ、誰かがパスをくれるかもしれないし、予想外のチャンスが転がってくるかもしれない。
副業はマラソンじゃなく、試合の延長戦
多くの人が副業をマラソンに例えますが、僕はちょっと違うと思っています。
むしろ延長戦のバスケのようなもの。
体力はギリギリ、集中力も削られている。けれど最後の1プレーまで勝敗はわからない。
その中で、ボールを諦めず追い続ける人だけが、逆転劇の主人公になれる。
実際、副業で成果を出している人は、天才的なスキルや特別な環境を持っているわけではありません。
共通しているのは「やめなかった」という一点。
ライバルがやめていく中、自分は続けた。その結果、時間と経験が味方になってくれたんです。
安西先生の言葉が刺さった瞬間
僕自身も、過去に副業をやめかけたことがあります。
最初の3カ月、売上ゼロ。記事を書いても反応ゼロ。心が折れそうになったとき、たまたまテレビでスラムダンクの名シーンを見ました。
安西先生が、落ち込んでいる桜木やチームに向かって言ったあの言葉。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
正直、漫画の中のセリフがここまで自分に刺さるとは思いませんでした。
でもその瞬間、自分がやろうとしていることを途中で捨てるのは、自分で試合終了のブザーを鳴らすようなものだと気づいたんです。
それからは、結果が出なくても続けようと決めました。
続けるための小さな工夫
「続けろ」と言われても、気合だけでは難しいですよね。
そこで僕が実践しているのは、続けるための仕組みづくりです。
- 1日の作業時間を15分だけ確保する(短くても毎日)
- 小さなゴールを設定する(1記事書く、1枚画像を作るなど)
- 成果ではなく行動回数を記録する(やったこと自体を褒める)
- 同じ挑戦をしている仲間を見つける(孤独だとやめやすい)
この方法なら、忙しい会社員でも続けやすくなります。
副業は長期戦。大きな成果は急には出ませんが、小さな行動を積み上げることで確実に前に進めます。
バスケと副業の共通点
バスケも副業も、練習(準備)→試合(実践)→振り返り(改善)のサイクルが欠かせません。
試合に出なければ経験値は上がらないし、練習を怠ればミスが増える。
副業も同じで、行動しなければ学びはゼロ、改善もしようがありません。
しかも両方とも、最後の1秒まで何が起こるかわからない。
だからこそ、プレーし続けることに意味がある。
「今は点が入らなくても、次のプレーで決めればいい」という感覚でいれば、失敗も怖くなくなります。
あなたにパスを回すとしたら
もし今、あなたが副業で迷っていたり、続けるかやめるか悩んでいるなら、これは僕からのパスです。
ボールを受け取って、そのまま試合を続けてください。
すぐにシュートを決めなくてもいい。
ただ、コートに立ち続けること。これだけで、あなたはもう半分勝っています。
副業で成功している人は、才能や運だけでそこに立っているわけじゃない。
やめなかったから、そこに立っているんです。
最後に
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
この言葉は、副業だけじゃなく、人生すべてに通じるメッセージです。
結果が出なくても、うまくいかなくても、続ける限り試合は終わらない。
そして続ける人だけが、逆転の瞬間を迎えられる。
次に壁にぶつかったとき、この言葉を思い出してください。
あなたの副業人生の試合終了のブザーは、あなたが鳴らすまで鳴らないのだから。
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