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見積書の『ナゾの項目』を徹底解剖。不動産屋が『削れる』と言わない5つの費用

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交渉のシュウ@引越し節約術
目次
見積書の『ナゾの項目』を徹底解剖。不動産屋が『削れる』と言わない5つの費用 1. 仲介手数料(当たり前のように1.1ヶ月分になっていませんか?) 2. 室内消毒施工・消臭除菌費用(その「スプレー」に1万5千円の価値はありますか?) 3. 24時間安心サポート費用(火災保険と内容が被っていませんか?) 4. 不動産屋指定の火災保険(自分で選べば半額以下になります) 5. 害虫駆除費用・簡易消火器などの抱き合わせ商品 知識という「武器」を持って、冷静に交渉しましょう 成功のコツは「契約前」のタイミング あなたの「違和感」が、家計を救う第一歩です

交渉のシュウです。

引越しの初期見積もりを見て、「えっ、こんなに高いの?」と驚いた経験はありませんか?家賃の5ヶ月分、6ヶ月分という大金が並ぶと、感覚が麻痺して「そういうものか」と納得してしまいがちです。

でも、ちょっと待ってください。その見積書の中に、不動産屋さんが「実は削れるんですよ」とは絶対に口にしない、いわば「ナゾの費用」が紛れ込んでいる可能性が非常に高いんです。

今回は、私が20万円損した経験から猛勉強して突き止めた、**「交渉次第でカットできる5つの費用」**を徹底解剖します。これを知っているだけで、あなたの引越し費用は数万円、場合によっては10万円以上変わるかもしれません。

見積書の『ナゾの項目』を徹底解剖。不動産屋が『削れる』と言わない5つの費用

引越しの見積書を受け取った時、多くの人は「敷金」「礼金」「仲介手数料」といった大きな項目にばかり目が向きがちです。しかし、本当に注意すべきなのは、その下に小さく書かれた「付帯費用」と呼ばれる項目です。

不動産屋さんは、これらの項目を「必須です」「皆さんに入っていただいています」という言葉でパッケージ化して提案してきます。でも、法律や業界のルールを紐解けば、その多くが「任意」、つまり拒否できるものばかりなんです。

なぜ彼らは削れると言わないのか。それは、これらの付帯費用が仲介手数料以外の大切な「利益」になっているからです。

カモにならないために、まずは敵(見積書)の正体を正しく知りましょう。

1. 仲介手数料(当たり前のように1.1ヶ月分になっていませんか?)

まずチェックすべきは、基本中の基本である「仲介手数料」です。見積書に「家賃の1.1ヶ月分(税込)」と記載されていませんか?

実は、宅地建物取引業法という法律では、仲介手数料の上限は原則として「家賃の0.55ヶ月分(税込)」と定められています。「本人の承諾がある場合」に限り、1.1ヶ月分まで受け取れるという例外規定があるのですが、不動産屋さんはこの例外を「当然の権利」として、最初から満額で請求してくることがほとんどです。

「法律で決まっていますから」という説明は、厳密には不正確なんです。

もし、自分から「1.1ヶ月分払います」と承諾していないのであれば、ここは交渉の余地があります。特に自社で管理している物件(自社物)の場合、彼らは大家さんからも手数料をもらっているので、借主側を無料、あるいは0.55ヶ月分にしても十分に利益が出る仕組みになっています。

2. 室内消毒施工・消臭除菌費用(その「スプレー」に1万5千円の価値はありますか?)

見積書によくある「室内消毒施工:16,500円」といった項目。一見、プロの業者が特殊な機材で除菌してくれるように見えますが、実態を知ると驚くはずです。

多くの場合、担当者が入居前に部屋へ行き、市販の消臭スプレーのようなものを数分間撒くだけ、というケースが少なくありません。ひどい場合には、スプレー缶を部屋の真ん中で噴射して終わり、ということもあります。

これに1万5千円〜2万円を払うのは、非常にもったいないと思いませんか?

この項目は、不動産会社がオプションとして販売しているもので、賃貸契約そのものに必須ではありません。「自分でバルサンを焚くので不要です」「100均の消臭剤で対応します」とはっきり伝えれば、ほとんどのケースで外すことができます。

3. 24時間安心サポート費用(火災保険と内容が被っていませんか?)

「鍵をなくした」「水漏れした」といったトラブルに24時間対応してくれるサービス。2年間で16,500円程度が相場ですが、これも要注意です。

実は、皆さんが必ず加入する「火災保険」の付帯サービスとして、同様の駆けつけサービスが最初からついていることが多いんです。つまり、内容をよく確認せずに入ってしまうと、同じサービスに二重で料金を払うことになります。

不動産屋さんは「オーナーさんの指定なので加入必須です」と言ってくることがありますが、管理会社に直接確認すると「任意ですよ」と言われることも珍しくありません。

まずは火災保険のパンフレットを見せてもらい、サービス内容が重複していないか確認しましょう。重複しているなら、「保険の付帯サービスで十分なので不要です」と交渉してみてください。

4. 不動産屋指定の火災保険(自分で選べば半額以下になります)

火災保険そのものについても、不動産屋さんが用意した「指定の保険」に加入する必要はありません。

彼らが提示してくる保険は、2年間で2万円前後のものが多いですが、これには彼らへの「紹介手数料」がたっぷり乗っています。今はネットで簡単に加入できる賃貸用火災保険があり、同等の補償内容で2年間で4,000円〜8,000円程度で済むものがたくさんあります。

「指定の保険じゃないと契約できません」と言われることがありますが、これは独占禁止法や宅建業法に抵触する可能性がある「抱き合わせ販売」に近い行為です。

「知り合いの保険代理店で加入するので、証券の写しを後日提出します」と伝えれば、拒否される理由は本来ありません。これだけで1万円以上が浮く計算になります。

5. 害虫駆除費用・簡易消火器などの抱き合わせ商品

新築ではない物件でよく見かける「害虫駆除費用」。これも消毒費用と同様、専門業者が入るわけではなく、簡易的な処置で済まされることが多い任意項目です。

また、「簡易消火器」や「火災警報器」を数千円から1万円程度で購入させようとする項目が見積もりに混ざっていることもあります。賃貸物件において、消火設備の設置義務は本来大家さん側にあります(建物の構造によりますが)。

これらも「自分で用意します」「不要です」と言える項目です。特に入居前の害虫駆除は、自分で強力なくん煙剤を使えば数千円で完璧に防衛できます。

知識という「武器」を持って、冷静に交渉しましょう

ここまで5つの項目を見てきましたが、いかがでしたか?すべてカットに成功すれば、それだけで初期費用は5万円から10万円ほど安くなります。

不動産屋さんは、決してあなたを騙そうとしているわけではありません。彼らもビジネスとして、利益が出る商品を提案しているだけです。だからこそ、こちらも「感情的に怒る」のではなく、「知識に基づいて冷静に相談する」姿勢が大切です。

「この項目は任意ですよね?」
「自分でもっと安く手配できるので、外していただけませんか?」

そう伝えるだけで、彼らは「あ、このお客さんは知識があるな」と察し、無理な押し売りを止めてくれます。

成功のコツは「契約前」のタイミング

交渉を切り出す最高のタイミングは、「入居申し込みの前」または「契約書に判を捺す直前」の見積もり確認時です。

一度契約書にサインをしてしまうと、後から「やっぱりこれ不要です」と言うのは難しくなります。見積書をもらったその場で、あるいは持ち帰って一晩じっくり確認し、メールや電話で「この項目を外した再見積もりをお願いします」と伝えましょう。

あなたの「違和感」が、家計を救う第一歩です

引越しは、何かとお金がかかるイベントです。だからこそ、根拠の薄い「ナゾの費用」にお金を払う必要はありません。

今回ご紹介した5つの項目を、あなたの手元にある見積書と照らし合わせてみてください。もし一つでも当てはまるなら、それはあなたが賢い引越しを成功させるチャンスです。

浮いたお金で、新しいカーテンを買ったり、引越しそばをちょっと豪華にしたり……。そんな「生きたお金」の使い方をしてほしいと、心から願っています。

【今日のネクストアクション】

  • 今すぐ手元の見積書を見て、「消毒代」「安心サポート」「火災保険料」の金額を確認してください。
  • それらの項目が「任意」かどうか、担当者にメールで一言聞いてみましょう。

この記事の内容を忘れないように、そして見積書のチェックリストとして使えるようにストックしておいてくださいね。

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交渉のシュウ@引越し節約術
以前は不動産屋の言いなりで20万円損していました…。今は「hikidashi」を武器に、仲介手数料0円や退去費削減を実践中。私が試行錯誤して得た「得する交渉術」を公開しています。見失わないよう「いいね」で保存して活用してください!あなたの引越し経験を資産に変えるコツも発信
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