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脱走防止は玄関だけじゃない。見落としがちな「ベランダの死角」を塞いだ全記録

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里親お迎えガイドはるか
目次
脱走防止は玄関だけじゃない。見落としがちな「ベランダの死角」を塞いだ全記録 1. 網戸の「ロック」と「たわみ」を殺す 2. 室外機周りの「ジャンプ台」を無効化する 3. 「避難はしご」と「ドレンホース」の隙間を埋める 【実録】かかった費用と作業時間 審査員の反応:「ベランダをここまで見る人は少ない」 最後に:ベランダは「出さない」が基本、でも「万が一」を備える

玄関の脱走防止ゲートを完璧に仕上げて、「これで一安心!」と思っていませんか? 以前の記事で玄関対策についてお話ししましたが、実は里親審査の家庭訪問で、玄関と同じくらい、あるいはそれ以上にシビアにチェックされる場所があります。

それが「ベランダ」です。

「うちは高層階だから大丈夫」「洗濯物を干すときしか開けないし」……その油断が、動物の命に関わる事故を招きます。猫は、わずか数センチの隙間からすり抜け、目の前を横切った鳥を追って数メートルの高さを飛び越えます。

今回は、私が家庭訪問の直前に指摘を受け、青ざめながら対策した「ベランダの死角」を100均グッズで完全に封鎖した記録をシェアします。

脱走防止は玄関だけじゃない。見落としがちな「ベランダの死角」を塞いだ全記録

ベランダの脱走防止を考えるとき、多くの人が「網戸を閉めておけばいい」と考えがちです。しかし、動物(特に猫)にとって、網戸は「破れる布」であり「開けられる扉」でしかありません。

私が実践した、審査員に「ここまでやれば文句なし」と言わせた3つの鉄壁対策がこちらです。

1. 網戸の「ロック」と「たわみ」を殺す

猫は網戸の端に爪をかけ、驚くほど器用に横にスライドさせて開けます。

  • 100均の網戸ロック: 網戸の上部と下部に、粘着テープで貼るタイプのストッパーを設置しました。これで外側からは絶対に開きません。
  • ワイヤーネットでの補強: 網戸そのものが体当たりで突き破られるのを防ぐため、室内の窓枠に沿って100均のワイヤーネットを結束バンドで連結し、つっぱり棒で固定しました。

【重要】 網戸を閉めていても、猫が網戸に登ってその重みで外れて落下する事故が多発しています。「網戸+ワイヤーネット」の二重構造は、里親審査ではもはや常識です。

2. 室外機周りの「ジャンプ台」を無効化する

これこそが、私が家庭訪問で指摘された最大の死角でした。

  • 室外機からの高飛び: ベランダの柵の高さが120cmあっても、そのすぐそばにエアコンの室外機があれば、猫にとっては絶好の「踏み台」です。室外機に乗れば、柵を超えるのは一瞬です。
  • 対策: 室外機の上に登れないよう、100均の「猫よけトゲトゲマット」を敷き詰めるか、室外機の上から天井までワイヤーネットで囲いを作りました。これで「踏み台」としての機能を物理的に封印しました。

3. 「避難はしご」と「ドレンホース」の隙間を埋める

「そんなところから?」という場所が脱走経路になります。

  • 避難はしごのハッチ: ベランダの床にある避難はしごの蓋。古いタイプだと、蓋と床の間に数センチの隙間があることがあります。
  • ドレンホースの貫通穴: 壁から出ているエアコンホースの隙間。パテが劣化して剥がれていると、そこを広げて外に出ようとする子がいます。
  • 対策: 100均の隙間テープや、ワイヤーネットを小さく切ったもので、物理的に頭が入らないサイズまで徹底的に塞ぎました。

【実録】かかった費用と作業時間

今回のベランダ対策にかかったコストも、100均(ダイソー・セリア)を駆使して合計で約2,500円でした。

  • ワイヤーネット(大きめ):8枚
  • つっぱり棒(強力タイプ):2本
  • 結束バンド(屋外用・耐候性):1袋
  • 網戸ストッパー:2セット

作業時間は、玄関ゲートの経験があったので約1時間
特に「屋外用」の結束バンドを使うのがコツです。室内の白いものだと日光(紫外線)で劣化してパキッと割れてしまうため、必ず黒や茶色の耐候性タイプを選んでください。

審査員の反応:「ベランダをここまで見る人は少ない」

家庭訪問当日、ボランティアさんは玄関のゲートを見て頷き、そのままベランダへ直行しました。

私が自信を持って対策を見せると、
「室外機の上にまでトゲトゲやネットを貼る方は珍しいです。本当にこの子の安全を考えてくださっているのが伝わります」
と、最高の評価をいただきました。

多くの里親候補者が「玄関」で満足してしまう中、「ベランダの隙間一つまで執念深く塞ぐ姿勢」を見せることが、募集主の不安を払拭する最大の決め手になったのです。

最後に:ベランダは「出さない」が基本、でも「万が一」を備える

理想は、動物を一生ベランダに出さないことです。しかし、換気中や洗濯物の出し入れの「ほんの一瞬」に事故は起きます。

「うちの子は大丈夫」という根拠のない自信を捨て、「いつか必ずやらかす」という前提で対策を組むこと。 これが、里親として命を預かる責任の形です。

あなたのベランダ、今すぐ這いつくばって「猫の目線」でチェックしてみてください。

【今日のまとめ】

  • 網戸は「扉」ではなく「破れる布」。ワイヤーネットで補強せよ。
  • 室外機は脱走のための「ジャンプ台」だと認識する。
  • 結束バンドは必ず「耐候性(屋外用)」を選ぶ。
  • 隙間一つ逃さない執念が、審査員に安心を与える。
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里親審査を「安心」させる、理想的な室内の見せ方と片付けのコツ
里親お迎えガイドはるか
里親審査に何度も落ちた経験から、お迎え成功のコツを研究。審査突破の伝え方や100均DIYなど、役立つ知恵を公開中。忘れたくない記事はあなただけの「攻略ガイド」として手元に残してくださいね。愛する家族との歩みが、誰かの助けや将来の資産になる。そんな体験を一緒に広めましょう。
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