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「育てるな、解放せよ」イノベーターが生まれる経営の秘密

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みんちゃん【求人マーケッター】
目次
イノベーターは“育てる”ものではない 「指示ゼロ」にすると会社は崩壊するのか? 一人の覚悟が空気を変える まずは「小さな解放」から始めてみよう 社員は変わる。社長が変われば。

「うちの社員、ぜんっぜん自分から動かないんだよね」

そんな相談を受けることがよくあります。

でも実は、これって社員のせいじゃないことが多いんです。

というのも、かつての僕自身がまさにそれでした。

「どうしてお前らは言われたことしかやらないんだ」って、イライラしてばかり。

でもある時、気づいたんです。

「いや、そもそも“自分で考える余白”を与えてなかったのは俺の方かも」って。

社員に“考えて動いてほしい”と思っているのに、

実際には「これやっといて」「次はこうやって」と、全部指示してる。

これじゃあ、イノベーターなんて育つわけないですよね。

イノベーターは“育てる”ものではない

よく「社員を育てたいんです」と聞きます。

でも、イノベーターって“育てる”ものじゃないんです。

“解放する”ものなんですよ。

言い換えれば「可能性を縛っている鎖を外す」のが経営者の役割だと思ってます。

指示され続けた人は、どんどん“思考停止”になっていく。

これはもう、人間の性質みたいなもの。

だからこそ、優秀な人ほど「考えられる環境」を求めるし、

逆に「どうせ何言っても通らない」と感じた人は、自分から動かなくなります。

「指示ゼロ」にすると会社は崩壊するのか?

よくある誤解がこれ。「全部任せたら会社がめちゃくちゃになるんじゃないか?」

はい、その気持ちわかります(笑)

実際、最初は“放任”と“解放”の違いを間違えました。

ただ任せるだけじゃダメなんです。

「ルールを決めない自由」は混乱を生むけど、

「枠組みを共有した上での自由」は創造を生む。

僕のやってるのは、“考える余白を残す仕組みづくり”。

たとえばこんなことを始めました:

  • 目標設定はトップダウンじゃなく、社員と一緒に作る
  • 業務改善提案は上司を通さず、チームで共有するルールに
  • 「間違えてもOK」と言えるミーティング文化を作る

そうすると、思ってた以上に社員が「自分の頭で考えて動く」ようになったんです。

一人の覚悟が空気を変える

変化はいつも、たった一人の「やってみよう」から始まります。

でもその最初の一人を止めてしまうのが、無意識の管理グセだったりする。

「失敗したらどうするんだ」

「今までやってないやり方は不安だ」

…って、無意識にブレーキかけてませんか?

僕も以前はそうでした。でも、そのブレーキを外した時、

一人、また一人と、社員が“挑戦する顔”になっていったんです。

イノベーターが生まれる土壌は、社長が「信じること」から始まります。

信じて、任せて、応援する。

そのプロセスが、社員の背中をそっと押すんです。

まずは「小さな解放」から始めてみよう

いきなり全部任せる必要はありません。

むしろ、それは危険(笑)

でも、たとえばこんなことから始めてみるのはどうでしょう?

  • 「これはどう思う?」と社員に聞いてみる
  • 「自分の考えでやってみていいよ」と一言添える
  • 結果だけでなく、プロセスを認める

こうした“解放の小さな一歩”を積み重ねるだけで、

会社の空気は変わっていきます。

社員は変わる。社長が変われば。

経営者としての最大の役割は、

「誰かを引っ張ること」ではなく、

「可能性にフタをしないこと」なんじゃないかと思います。

育てる前に、まずは信じて、解放してみる。

もしかしたら、あなたの会社の次のイノベーションは、

もうそこにいる社員の中から生まれるかもしれません。

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