採用ミスが会社を壊す…「絶対に採ってはいけない人材」のリアルな末路
「いい人だと思ったのに…」から始まる崩壊劇
「あの人、最初はめっちゃ感じ良かったんですよ。
でも、まさかここまで社内を引っかき回すとは思ってませんでした。」
これ、実際にあった話です。
僕の知ってるある会社では、ある一人の“やばい社員”を採用してしまったことで、会社の空気が一変しました。
まるで、平和だった池に放り込まれた毒ガエル。
水が濁り、魚がバタバタ死に、最終的には池の水を全部抜かないといけなくなった……そんなレベルの騒動。
これを読んでいるあなたがもし中小企業の社長、あるいは採用に関わる人なら、
この話、他人事じゃないと思います。
モンスター社員は“地雷”ではない。“時限爆弾”だ。
たまに「地雷人材」って言われますけど、
僕の感覚ではむしろ時限爆弾。
最初はニコニコ、爽やかで、印象もいい。
仕事も一見ちゃんとやってる風。でも、あるタイミングで「カチッ」とスイッチが入ると……もう止まりません。
- 周囲にネガティブをまき散らす
- 他人を下げて自分を上げる
- 指摘すると「私は悪くない」とキレる
- SNSで会社や上司をディスる
- むしろ“被害者ヅラ”で社長に直談判
こういうタイプが1人社内にいるだけで、まともな社員がどんどん辞めていくんです。
【実話】営業経験20年の“明るい人材”が社内を破壊した話
僕が見てきた中で、一番インパクトがあったのは、ある建設会社の事例。
中途採用で入社したAさん(40代男性)。
前職は営業部長。ハキハキしてて、面接でも「人柄も良さそう」「明るくてエネルギーがある」と好評でした。
最初の1ヶ月は、確かに順調。
でも、2ヶ月目から空気が変わった。
「自分が正義。他は全部間違ってる」
Aさんは、自分のやり方と会社のやり方が合わないことを知ると、
「このやり方、非効率じゃないですか?」と会議で堂々と指摘。
もちろん、改善提案なら良いんです。でもそれが次第に、
- 「〇〇さんのやり方って正直…」
- 「あの上司、全然現場わかってないですよね」
- 「うち、レベル低くないですか?」
といった、“人”への攻撃に変わっていったんです。
空気がピリつき始めた
3ヶ月経つ頃には、社内の空気が完全に変わってました。
誰もAさんに本音を言えない。
でも、Aさんは上には「みんなやる気ないですよ」と報告。
まさに“社内スパイ状態”。
結果、ベテラン社員3人が「もう無理です」と退職。
現場は回らず、取引先にも影響が出て、社長が現場に駆り出されることに。
社長が言った、忘れられない一言
「こんなことになるなら、あの人採らなければよかった…」
社長のその一言には、本当に重みがありました。
でもこれ、レアケースじゃないんです。
むしろ、どこの会社でも起きうる“人災”なんですよ。
面接では“いい人っぽさ”しか見えないワケ
面接って、いわば“演技の場”です。
相手は「選ばれよう」としてくるので、当然いい顔をします。
これは、ちょっとした恋愛にも似てます。
付き合う前は最高に優しくて気が利いて、「こんな人と一緒にいたい!」って思わせる。
でも、付き合ってから豹変して、モラハラ気質が出るとか、ありますよね。
採用もそれと同じで、
「この人いいな」と思ったときほど、一歩引いて見る視点が必要です。
採っちゃいけない人には共通点がある
じゃあ、どんな人が“やばい人”なのか?
僕がこれまで50社以上の採用現場を支援してきて見えてきた、モンスター社員の共通点をいくつか紹介します。
✅ 被害者意識が強い
→ 前職を辞めた理由を「上司が悪かった」「評価されなかった」など、他責にしている人は要注意。
✅ 過去の職歴を過剰に盛って話す
→ 「前はバリバリやってた」「自分はすごい」と言いながら、数字が出てこない。
✅ 他人をさりげなくディスる
→ 「あの会社、社員の質が低かった」といった言い回し。自分は特別感を出すタイプ。
✅ 承認欲求が異常に高い
→ 褒めてほしい、構ってほしい、チヤホヤしてほしい。満たされないと不満を漏らす。
面接で見抜くための“問いかけテクニック”
僕がよく使う質問をいくつか紹介します。
- 「今までで一番つらかった仕事と、それをどう乗り越えたか教えてください」
- 「上司と合わなかった経験があるとしたら、どんなときですか?」
- 「どんなチームで働くときに力を発揮できると思いますか?」
このあたりの質問で、“その人の価値観”や“責任感の有無”が見えてきます。
答えが薄かったり、過去の不満ばかり言う人は要注意です。
採用は“スキル”よりも“人間性”
中小企業は、ひとりが大きな影響力を持ちます。
だからこそ、どんなにスキルが高くても、性格が合わない・価値観がズレてる人を採るのはリスクでしかない。
むしろ「ちょっと不器用でも、素直で誠実な人」のほうが、社内に馴染みやすく、育成も効きます。
採用ミスは、未来への“負債”
採用って、未来への“投資”であると同時に、間違えると大きな“負債”になります。
そしてその負債は、
お金以上に、会社の信頼・空気・文化を削っていくんです。
この記事が、あなたの会社を守るきっかけになれば嬉しいです。
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