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私の場所を奪わないで ~義母の「私がいないと」の呪縛~

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あやか

こんにちは、あやかです。

K子さんの「良かれと思って」攻撃の中でも、特に私を追い詰めるものがあります。それは、K子さんが「私がいないとダメでしょ?」と言わんばかりに、私のすることにいちいち口を出し、ついには手まで出してくることです。最初はありがたいとすら思っていたその「親切」が、今では私を窒息させる一番の原因になっています。

例えば、子どもが熱を出して看病している時。夫がK子さんに連絡してしまったのが運の尽きでした。数時間もしないうちに、K子さんが家に飛んできてくれたんです。それはもう、すごい剣幕で。

「あやかちゃん、大丈夫!? 私が見てあげるから! あなたじゃ心配だわ」

そう言うなり、私の隣から子どもを抱き上げ、熱を測り直し、勝手に常備薬を探し始めました。私が「大丈夫ですよ、これ飲ませたので」と言っても、「あなたが選んだ薬なんて効くのかしら。私がいるんだから、安心しなさい」と一蹴。まるで私が子どもをまともに看病できない人間であるかのように扱われたんです。私の腕の中でぐったりしていた子どもが、K子さんの登場で余計にぐずり出し、私はただその様子を見ていることしかできませんでした。子どもを看病する、母親としての私の**「場所」を、あっという間に奪われた**ような気がしました。

また別の時は、友人との約束のために、少し凝った料理を作ろうとしていたんです。得意な料理で友人を喜ばせたかったから、張り切ってキッチンに立っていました。すると、K子さんが「あら、何作ってるの? 私も手伝ってあげるわ」とやってきて。

「あやかちゃん、その切り方じゃダメよ、もっと薄くしないと味が染みないわ」
「火加減が強すぎるんじゃない? 私が見てあげないと焦げ付いちゃうわよ」

私の横にぴったり張り付いて、一挙手一投足に指示を出すんです。最初は「ありがとう」と返していましたが、そのうち私の手が動くたびに、K子さんの声が聞こえてくるようになりました。結局、私がメインで手を動かしているのに、全ての工程でK子さんの指示が入り、最終的には「私が指導してあげたから、美味しくできたわね」と満足げに笑うK子さん。まるで私が一人では何もできない、料理もまともに作れない人間だと言われているようで、悲しさと怒りがこみ上げてきました。

これらの経験を通して、私はK子さんの「私がいないとダメでしょ?」という言葉の裏に、私をコントロールしたい、私より上に立ちたいという無意識の願望があることを感じるようになりました。そして、その「親切」が、私の自信を少しずつ削り取り、私の居場所を奪っていくように感じ始めたんです。

K子さんの行動は、悪意からではないのでしょう。きっと、自分が頼りにされたい、役に立ちたいという気持ちから来ているのだと思います。でも、その過剰な干渉と、私の能力を認めない言動は、私の心を深く傷つけ、K子さんに対する拒絶感を募らせていきました。

私の生活に、私の育児に、私のキッチンに。
K子さんの「私がいないと」が、どんどん私の領域を侵食してくる。
いつか私は、自分自身を見失ってしまうのではないか、という不安に駆られることもあります。
私の場所を、私の役割を、誰にも奪われたくない。

この見えない戦いは、まだまだ続きそうです。

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板挟みの私と、夫の「悪気はないから」
義母の恩着せがましさに気付いた日。
あやか
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